センター試験初日です。
センターを受けない人が数名自習室で朝から勉強に打ち込んでいます。
午後から受験という塾生の,「センター前最後の個別指導」が数コマ予定開講される以外,静かな医進塾です。受験が終わり次第,医進に戻って明日のための勉強をする人もいるようです。
今日の言葉として塾生全員の机に配付したものです。浜本哲治さんの解説付きです。
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苦しまないで努力を続けられるということが、
何より大事な才能。
羽生 善治[はぶ・よしはる]
(将棋棋士、史上初の将棋7冠王、1970~)
この言葉は、トップアスリートも異口同音に言っています。
同じことを、同じようにやってきて、差が出た時に、よく、
「あいつは、才能があるからだ。」
という言葉を耳にすることがあります。
この時の「才能」は、生まれ持った特別な能力のことを、
指して言われることが多いですね。
しかし、人間の基本的な能力には大差はありません。
少なくとも、私が見て来たアスリートで、
トップアスリートと呼ばれた人たちと、並のアスリートの
基本的な能力の差を感じたことはないですね。
その差は、まさにこの言葉そのものですね!
どんなに好きなことをやっていても、
辛いことはあるものです。
それを、いかに楽しむか!
楽しいことをやる。のではなく、
やるべきことを心から楽しむ。
これは、大きな差になりますね!
私は「頑張る」という言葉をほとんど使いません。
この言葉には、辛いことを歯を食いしばって、
苦しみながらやるイメージがあるからですが。
努力、頑張るは、夢を実現しようとしているのであれば、
逆に言えば当たり前のことですね。
その努力、頑張りを、いかに楽しめるか!
これは、何かを実現していくためには、
本当に、とっても大切なことですね。
やるべきこと、起こることをすべて楽しむ。
ちょっとした考え方を変えるだけで、
苦しみから解放されて、大きく飛躍して行けますね!
また、心底楽しむためには、
自分の力を注ぐべきことには、
自分自身で感じた夢や、得意なこと、信じることを、
選択する必要があるのでしょうね!
(浜本哲治)