2010年12月29日水曜日

実況中継12

昼食前後に理科(化学・生物)担当講師が帰り、そのあとは英語科講師が勢ぞろいしました。

英語の他教科と異なり、広範囲の知識や背景的な知識が要求されます(特に長文読解に
おいて顕著です)。またその広範囲の知識をまとめて英文の正確な理解につなげるには、単語・熟語の知識にくわえて英語構文と呼ばれるものを一定数知らねばなりません。英語はまさに「総合力で勝負」する科目なのです。

いままでとかなり違った頭の使い方が要求されるこの「英語」という科目に特化した二泊三日です。

試験問題演習+解説にくわえて、授業と授業合間に「医学系必修英単語テスト」が毎回行われます。

合計10回の試験で、それぞれが10点満点。9点以上が「合格」となり、「合格」を合計で5回とった生徒から「抜けられる」(笑)形式です(昨年度の口の悪い生徒は『足抜け』と呼んでいましたね)。

10回の試験で5回合格を取れなかった生徒には、「ご褒美」として1月からの直前講習中の、
同じ形式の試験に「強制的に参加」できる(笑)という「特典」が与えられます(笑)。

こう書くとなんだか大変そうですが、実際に使用する単語集は今年の4月に渡し済みの冊子で、1、2学期すでに一回やってある範囲なのです。

ここでできないと「いままでと何やってた!」になりますから、生徒もそして指導の先生方も必死にならざるをえない、
そんな「英語」の授業が、つい先ほど始まりました。