昨日の「出陣式」で、塾生一人ひとりに4月からの「学習計画表」を返却しました。
小さいメモ用紙のようなもので、その日自分がどのような勉強をするのかを時間に従って書くようにしたものです。
朝の8時半に登校すると、塾生は教室ではなく、まず学習室の自分専用のブースに行きます。
そこで10分程度の時間を使い、その日一日の勉強計画を立てます。
日によって書く内容は違います。授業の多い日であれば自分の勉強は少なくなるし、少ない日ならば多くなります。
チェック欄があり、完全にできたときには○、ほどほどにできたときには△、手がつけられなかったときには×を記載します。その判断は自分でします。
21時に下校するとき、そのメモを提出して行くのです。
事務室ではそれをまとめて、学習相談や保護者面談の資料とします。
一年間、ほぼ毎日にわたって自分の手で自分の勉強を計画立ててきたのですから、1年たつと量は膨大なものになります。
それを全員に返却しました。
自分が昨年4月にどのような思いでその計画を立て、実行し、今に至ったかを、側面から示すのがその「学習計画表」です。みな不思議そうな表情で撫で回していたり「なつかしいねぇ~!」と言って見せ合ったりしておりました。
光陰矢のごとし・・・、だからこそ一日を大事にするべきであり、一日を大事にできる人のみが一年を大事にでき、その一年を大事にできて初めて一生を大切にすることができるのではないでしょうか?
医進での今までの生活が、勉強のみならずそんなことを塾生にそれとなく教えられていたら・・・「男子の本懐」です(笑)。