2011年6月13日月曜日

CP演習風景

CP(コミュニケーションプログラム)の演習・練習がだんだんと厳しさを増してきました。

11日土曜日の課題は「Attention Getting:聞いている人の注意を引こう!」
でした。基本は「聞いている人のNeed(聞きたい事柄)を知ろう」なのですが、初対面の相手や複数の聞き手からそのNeedを事前に知ることは不可能に近い事柄です。

その場合は「自分のプレゼンの最初を、全体に共通する『質問』で始める」ことがベストです。

質問とは言っても何でもかんでも「聞けばよい」というわけには行きません。それぞれのプレゼンの内容を統一するような質問、自分のプレゼンそのものがその質問の答になっていて、聞き手が最後に「あぁ、そういうことだったのか」と納得してくれるような「問いかけ」が必要なのです。

今回は時間の関係があり3名の方にプレゼンをしてもらいました。

みななかなか苦労をしていたようです(笑)。

プレゼン練習①
プレゼン練習②
プレゼン練習③
プレゼン練習④
プレゼン練習⑤
プレゼン練習⑥

 各自のプレゼン発表後、聞いている人たちから自由にコメントをつけてもらいます。今回からは私の指名なしで、自由に発言をしてもらうことにしました。

毎回かなりシビアな内容のコメントがつき、みな緊張しながらも学ぶところが大きいようです。

このプレゼン練習が夏期講習も含めて8月末まで徹底的に行われます。

模擬面接会場を設定しての練習は9月からになります。

2011年6月10日金曜日

6月・入梅・前期後半

6月に入ってから、風邪で調子を崩す人が多く出るようになりました。
今年の風邪は(塾生の症状からだけですが)長引く印象です。一回引くと二三日の欠席になることが多いようです。

前日との温度差が10度以上だったりする日もあったりして、つい冷えてしまった、お腹をこわしたという訴えが連日のようにあります。

4月から集中して勉強をしてきた、その疲れがここにきて出てしまったのかも知れませんね。なんにしてもまずは体調の管理と健康の維持を主眼におかねばなりません。

疲れの出る季節だとはいっても、症状に出てしまったら無理は禁物です。ゆっくり休んで身体を元に戻すのが第一です。

先日卒業生からうれしいメールがきました。

こういうのは他人にひけらかすのもどうかな、と考えたのですが外山先生やI丸先生も一度位はきちんと大学生やってるぜ、って証拠をみたいだろうと思って今回だけはひけらかしてみます(笑)。


現在中間試験のような感じでテスト祭りなんですが生物で99点取って学年二位でした!

数学85点、リスニング31点(50点中ですよ。)で、まだ結果は返ってきてないですが物質の構造と科学もおそらく90~95点。英語が87点です。

生物は空いた時間を使って独学で細菌学のような事をやってます。

そんなこんなで去年程じゃないですが人並みには頑張ってます。

学年で十番以内に入って維持をしないとバイトもさせてもらえないのでもうちょっと頑張らないといけないですが・・・・・・・。

僕は僕で適度に頑張っているので先生や皆も頑張って6月を乗り越えて下さい!


日大歯学部で、将来は口腔外科医を目指しているSM君からのメールでした。

彼とは昨年一年間、ずいぶんといろいろなことを話しました。自分の将来のこと、職業のこと、性格や人付き合いのこと、友人のこと・・・。

特に覚えているのはCP(コミュニケーションプログラム)の練習で自分で自分の言っていることが把握できていないということに彼が気づき、それはなぜか?と掘り下げ訓練をした時のことです。

彼は本当に真剣に自分の今までの人生と、これからの生きかたについて悩んだのだと思います。回りの友人たちもよく彼を支えてくれました。

結果として彼は今の自分の進路を堂々と選んでいったのですが、そこに至るまでの彼の心の動き・悩み・苦しみは、見ていて気の毒になるほどでした。

その彼が、今は大学の生活と真剣に向き合い、よい成績を残していってくれるということに、私は心からの感動を覚えます。

6月という月は「中弛み」の季節とも言われます。

でもそこを乗り越えた先輩がいっぱいいるという事実がきっと医進11の皆を励まし続けていてくれることでしょう。





2011年6月9日木曜日

大好きなことば

今日も以前の記事の再録です。


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Be afraid Not! Ever on-ward! Who dares, wins.



良い事の後には必ず悪いことが来る、悪いことの後にかならずよいことがくる、というのが「人間万事塞翁が馬」の意味でしょう(もともとの意味がどうだったのかは知りませんが、今はいまはそう解釈しているようです)。

内容的には同じことでも、私は、たとえば「Winter has come... Can Spring be so behind!?」(冬が来た・・・春が近い!!)のほうがすきです。「人間万事・・・」は、諦念とも言うべき消極的なイメージが付きまといますが、Winter has...のほうは、それとは逆にむしろ積極的なイメージが伴うからです。

「苦難を突き抜けて歓喜に至れ!」はベートーベン第9でおなじみのシラーの詩ですね。

ちょっと古いのですが新約聖書ロマ書5章2,3節「苦難は忍耐を生み、忍耐は練達を生み、練達が希望を生む」も、基本的には同じでしょう。

そこにあるものは「苦難」や「困難」「苦痛」を、ただ黙ってひたすら死んだフリをしてやり過ごすのではなく、「
苦難にこそ、意味がある、困難にこそ自分を高めるチャンスがある」と、積極的に向かう態度なのではないでしょうか。

私は「Be afraid Not! Ever on-ward! Who dares, wins」という言葉が大好きです。「恐れるな、常に前進せよ、勇敢なものが勝つのだ」という意味です。

最後のWho dares, wins は、今まで多くののテロリストたちを検挙し彼らの数々のテロ攻撃を未然に防いできた英国SAS(Special Air Service:陸軍特殊空挺部隊)のモットーです。常に死と隣り合わせの生活をしているものにとっては、この言葉は、単なる理想を超えて「現実」のもののはずです。

前に進むことは、他人が言うほど楽ではありません。回りの攻撃を全面で受け止めねばならないからです。でもそれが必要ならば、われわれはやらねばなりません。

それはどこで身につけるのか?

私たちの日々の生活を通して、だと思います。勉強にも勇敢さが必要なのです。

2011年6月7日火曜日

やるきがでない・・・

以前のブログの記事を再録します。

08年の記事です。

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ついさっきのことです。塾生の一人が事務室に来て「先生、やる気のない時って、どうすればいいんでしょうねぇ…」と聞いてきました。


「やる気がでない」とは、塾生が勉強をサボるときの常套語句です(笑)。こういう時、私の答えは大体決まっています。

やる気がでないのは日常茶飯事。良く考えてごらん、一日のうち本気で「やるぞ~!」と思って授業に向き合う時間がどのくらいあるか。それほどはないはずだろう。

これは人間にとって当たり前のこと。どんな人間でも一日の行動のうち80%以上は「オートコントロール」(自動操縦)で動いている。そうでなければ疲れてしまって何もできなくなる。

③だから「やる気」を起こしてから仕事に向うというよりも、仕事をしているうちに「やる気」になるというのが正しい(これは心理学的にも証明されている)。

やる気があろうとなかろうと、しなければならないのが「勉強計画」というもの。計画に従って最初はイヤイヤでも、やっているうちに気分が高揚してくる。それが「やる気」だ。

⑤日によっては、気分の高揚を感じないうちに勉強が終わることもある。それはそれでよし。そういう日もある


新しい発見を連続してするようなわくわくする日々もあれば、問題の「こなし」だけで終わる日もある。それが勉強というもの。

⑥気分が乗っている(やる気のある)日は130%できて、気分が乗らない(やる気のでない)日は80%で終わることもある。それが勉強(仕事)。


一日単位、一週間単位ではなく、一ヶ月単位、二ヶ月単位で振り返ってみて、予定通りできていればそれでよい。

⑦だからやる気がでない、を言い訳にしてはいけない


やる気がある日はやる(100%)が、ない日はやらない(0%)というのは幼稚園生。


やる気があろうとなかろうと、きちんと決めたことはやる、というが「勉強」というもの。「勉強」を「仕事」と言い換えれば、これは社会人全てに当てはまること。医進塾の君だけの問題ではない。

大体ここまで言うと分かってくれるようです(笑)。

最後のダメ押しに、次のようなことを言います。

「君は将来医学者を目指している。やる気のある時の患者さんは熱心に診るが、ないときの患者は邪険にあつかうというようなことをしていては職を失う。プロとしての自覚を今のうちから身につけてもらいたいなぁ」(笑)

保護者会

予定では6月末に医進塾の保護者会を開催することになっておりました。

自習室工事の遅れその他の事情で、残念ですが予定を少し先延ばしいたします。メディカルテスト第2回と全国模試(記述式)第2回が7月上旬に予定されておりますので、それが終わったころを考えております。

具体的には7月第2週の9、10日当たりにしたく思います。土曜日はいろいろとご都合の悪い方も多いようですので、日曜日を優先して考えますから10日が最有力候補です。

1学期終了時の成績と勉強の傾向、出欠状況(これが問題になる人はほとんどおりませんが・笑)、等についての説明、夏期講習、夏期合宿の解説、2学期に向けての指導方針等をお話しさせていただく予定です。

前後に保護者面談の時間もとります。地方から来られる方を優先させていただきます。都内と近郊の方は、その日以外でご希望の時間をお聞かせいただければそれに合わせるようにいたします。

日時等、決まりましたらお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

思いはかなう

思いはかなう。  努力する人間を運命は裏切らない。  道は必ず切り開ける

「プロジェクトX」という番組がありました。
その製作スタッフが、多くの登場人物に共通する事柄としてあげたのが冒頭に掲げたこの言葉です。

番組そのものは最終的にに「ヤラセ」の部分があるのではないかという疑惑を持たれ、惜しまれつつ終了となりました。

テレビ番組はひとつの「作品」ですから、たとえドキュメンタリーの手法を使ったとしてもそこに何かの意図的な操作があることはやむをえないことなのかもしれません。

また、たとえそのいくつかの物語に「ヤラセ」にあたるような意図的情報操作があったということを認めるとしても、基本になる事柄そのものを作りあげてしまったというような悪質なものでない限り、「感動」はやはり「感動」としてあるものだと私は思います。

作るほうは「できるだけ綺麗に、すっきりと、わかりやすく」その感動を伝えようとします。見ている私たちのほうが若干の軌道修正をし、その作品を「作品」として受け止め、感動の本質を損なわない程度に、修正してある部分を再修正してみればよいことなのではないでしょうか。

製作スタッフが何十人、何百人の人たちと出会い、その人たちの生活を深く知るという過程を通し、最後にたどり着いた言葉が、「思いはかなう。  努力する人間を運命は裏切らない。  道は必ず切り開ける」というものだったということ、そのことが「プロジェクトX」という番組についてのすべてを物語っているように思うのです。

医進塾で勉強に励んでいる諸君に私が伝えたいことも、もしかしたらこの一言だけなのかもしれません。

思いはかなうのだ、それを捨ててはならないのだ、努力する限り道は必ず開けるのだ

このことをなんとしても私は塾生全員に理解してもらいたく思っています。

臨時HR:数学勉強法

メディカルテストの結果が出揃いました。
困ったことに数学の平均点が極端に低いのです。

「何とかせねば」と、先週末に数学科会を行い、今後の指導の方針を検討しました。

その結果、現在の塾生の勉強については、

1.あまりに細かいミスが多すぎる。プラスとマイナスを書き間違えるようなことでは得点向上はありえない。

2.練習量、特に基礎問題の演習量が少ない。授業でやった範囲の演習は一応こなしているが、それ以前の段階の練習量が少ないため、結果として解答の丸暗記になってしまっている面もある。

3.全体に危機感が薄い。授業に出ていればなんとかなるのでは、という意識が見える。そのため授業態度にも真剣さに欠けることがある。

というようなことが指摘されました。

それを以下のように改善させたいと思います。

1.勉強方法の確立を目指して、各自に7月中旬までの勉強計画を細かく立てさせる。

2.内容は4月の学習相談期間中に個々に推薦しておいた基礎問題集、別に渡した課題プリント等とする。

3.それを週2,3度、夜間SSの時間に担当者がチェックし、質問を受ける。同時に進度のアドバイス、場合によっては確認テストなどを実施し、本当に理解できているかどうかを確認する。

4.あまり先まで計画を立てさせると最終的に修正しなければならないことが多くなるため、一ヶ月単位の「中期計画」からはじめる。

5.各塾生の進度と理解の度合いを、夏期講習の講座に生かすよう、教材を作成する。

以上のことを、昨日の臨時HRで全員に伝え、計画表を渡しました。

他の教科も大事なのですが、まずは「数学」から入って行きたいと思います。数学が毎年ネックになっている状況を考えますと、やむを得ません。

コストパフォーマンスの非常に低い教科だといわれる「数学」ですが、わかり出すとこれほど面白いものはない科目でもあります。

塾生には一日も早くその段階まで到達させてやりたく思います。

2011年6月6日月曜日

全国模試第1回

4日(土)に、第一回の全国模試(マークシート)が実施されました。

いつもは医進の生徒だけがまとまって受験するのですが、今回は文系の学生と一緒に大教室で受験してもらいました。

いつもこじんまりした試験会場で受験するとは限りません。大きなところだとホテルの宴会場などを借りて300人くらい一度に受験するということもあります。

できるだけいろいろな形式の試験会場を設定し、少しでも慣れてもらいたく思います。

試験後の感想を聞きました。

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・問題用紙に答えを記載し、最後のあまった時間で答案用紙に転記しようとおもっていたら、その時間がなくなってしまい、とても焦った。最後まで書ききれなかった。

・試験問題の数と答えの数が合わなかった。どこかで一行ダブったか、飛ばしたか、いずれにせよ、そこから後の解答は全部間違いだと思う。情けない・・・。

・最後のページにあった問題を見るのを忘れた。終了直前に気がついたが、もう間に合わなかった。

・後から答えをみてショックだった。絶対知っていたはずなのに、答えられなかった問題が多すぎたから。

・学校名を間違えた。

・受験番号を書き忘れたかもしれない。

・教科によってはメディカルのほうがやさしく感じた。自分の勘違いでなければよいのだが。

・数学は記載の仕方で時間がかかった。分母と分子を逆に書いたかもしれない。小数点以下の書き方も、不安だ。怖くてまだ答えあわせができていない。

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とても、「最初だから仕方ない」とはいえないレベルの感想です。

試験は一種の「書類仕事」です。いかに学力があっても、それを相手(今回はコンピュータですが)にきちんと読み取って(理解して)もらわないことには点数になりません。書類仕事とは「決まったことを決まった形で決まった場所に」記載することです。

学力以外にこんなところもきちんとできていないといけないのでしょうね。

すべて「これから」だと思います。

2011年6月3日金曜日

授業評価(アセスメント)始まる

今週は「授業アセスメント」の週でした。

授業アセスメントは「授業評価」のことです。塾生全員に自分の受けている授業を5段階(5が最高値)で総合評価してもらいます。

5.非常に満足
4.満足
3.どちらともいえない
2.やや不満足
1.非常に不満足

自分の授業が総合評価されるわけですから、講師も必死にならざるをえません。私のCPも同様です。

上記評価のうち1から3にチェックがついた場合、必ずその「理由」を書いてもらいます。4,5の評価の場合も、どのような点がよかったかをコメントしてもらうとありがたいのですが、これは義務ではありません。

医進の現在の講師はどの方も平均して4.3から4.8までの評価を過去においてもらった人たちばかりです。心配はいらないと思う反面、生徒は毎年違うのですから果たして今年はどう評価されているか、どうしても敏感になります(笑)。

講師の先生方には評価を平均して、理由、コメントなどがあった場合は塾生の名前をださずに付け加え、お知らせします。

来週半ばには総合評価が終わります。どのような結果になるか、別途お知らせいたします。

2011年6月1日水曜日

勇気の出る話


以下は人を励ますときによく引かれる話しです。
今日改めて読んでみて、感動を新たにしました。

先日のメディカルテストの一応の結果は明日お返ししますが、たぶんみんな凹むでしょう(笑)。
私のようにこの学校という世界に30年以上いると、一回の試験の点数などで一喜一憂するのが実に馬鹿馬鹿しいということはわかるのです。

ですが、やはり目の前に思いがけない点数を突きつけられたときに感じる「凹」という感じは、(私は優秀な学生ではなかったので)痛いほどわかります。

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打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。

ある偉大な男の歴史を紹介しよう。

1832
年 職を失った

1832
年 州議選に落選した

1833
年 やっと始めた事業が倒産

1835
年 思い染めた婚約者が病気で死亡

1836
年 神経衰弱にかかる(完治せず。これから一生の間彼を苦しめることになった)。

1838
年 州議会議長落選

1845
年 下院議員指名投票で敗北

1848
年 下院議員落選

1849
年 国土庁調査官任官を議会から拒否される

1854
年 上院議員落選

1856
年 副大統領指名投票で敗北

1858
年 上院議員、再度落選

そして1860年、エイブラハム・リンカーンは米国大統領に選出された。

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リンカーンは、誰でも名前くらいは知っているアメリカの第16代大統領です。
奴隷制度廃止に伴うアメリカ国内の分裂を乗り切り、今のアメリカの国力の基礎を築いた大統領としてつとに有名な人です。

最後はワシントンの劇場で観劇中に暗殺をされました。彼の死を悼んだ人たちの列は引きもきらず、遺体を載せた列車がくるのを待ってそれぞれの駅に何千もの群集が集まったといいます。「最も愛された大統領の一人」とよく言われます。

その彼ですら、一生の間にこれだけの苦悩を背負ってきているのです。

打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである」という言葉どおりの人生だったと思います。

学ぶ点が多々ありそうですね。