2013年4月22日月曜日

医進13始動!

先週土曜日、20日に「基礎力判定テスト(クラス分テスト)」が実施されました。科目は英語と数学だけで、それに基づいてクラス分けがされ、本日22日の初日から授業が開始されています。

午前中の試験に引き続き、午後の13時から「事前オリエンテーション」、教科書配付、自習室の席替えが行われました。

事前オリエンテーションでは、これから医進塾で一年間学ぶに当たって、どうしてもこれだけは理解しておいてもらわないと困ることをお話しました。

1.医進塾の日課と授業予定について

医進塾の年間授業は「前期」「後期」「直前期」の三つに分かれています。「前期」は「1学期授業+夏期講座+夏期合宿」、「後期」は「2学期授業+冬期講座+冬期合宿」で構成されます。

「直前期」は、正月特訓の後のセンターテストまでを「直前期Ⅰ」、センターテストリサーチから1月末までを「直前期Ⅱ」としており、「Ⅰ」ではセンター対策を中心に、「Ⅱ」では各大学別の予想問題演習が扱われます。

「前期」の主眼は「基礎力の再確認と定着、応用力へのステップアップ」です。
「後期」の主眼は「応用力の完成から予想問題演習を通じての実戦力の完成」となります。
「直前期」はセンターテスト対策と大学別出題傾向・予想問題演習が中心です。

このように医進の授業はそれぞれが大変明確な目的を持っているので、高校の時のように単に受身の姿勢で受けているだけではもったいないのです。その授業がどのような目的でなされているかを知ることで、自分の勉強への方向付けが有効になされてきます。それをよく理解してもらいたいと思います。

朝8時前後から夜9時までの授業、予習、復習は大変だろうと思いますが、慣れるまでの辛抱です。本当につらいのは最初の二三週間でしょう。そこを乗り越えてくれれば自分でも驚くような集中力が身についてくるはずです。

2. 年間11回の試験について

連日行う小テスト「イントロテスト」とはまた別に、医進塾では校内テストの『メディカルテスト』が年に6回、全国模試が年5回予定されています。

メディカルテストも全国模試も、ある程度の出題範囲はありますから、それを中心に自分の勉強の計画を立てることができるようになっています。

教わったことを理解することは基本中の基本です。それをどこまで自分の勉強で『応用力』にまで定着させてゆけるかが大事です。そのためにも「メディカルテスト」と「全国模試」はよい目標になります。

試験があるから仕方なく受ける・・・というような受け方ではなく、「次回のテストまでにここまでは終わらせる」「この部分は絶対に理解したうえでうける」というような「問題意識」をもった受験の仕方をしてもらいたいと思います。

3.毎朝の単語暗記テスト

早速本日の朝から「単語暗記確認テスト」が開始されました。塾生全体を4グループに分け、一日の朝と午後に所定の範囲のチェックを行います。

昨年から実施しているこの「単語暗記チェック」は、「大変に厳しかったけれど、こんなに役に立ったことはないと思う」と、先輩方から感謝されているシステムです。

確かに自分で単語帳をにらんで暗記したと思い込んでいるものでも、私の前で口頭でチェックされると

「できない!わからない!」

ものが非常に多く、逆に口頭で意味が瞬間的に言えるものは試験中でも滞りなくその意味が出てくることが多いということは先輩たちが経験的に知っていることです。記憶のメカニズムから言ってもこの覚え方が一番よいことは証明されています。

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今朝は特に遅刻もなく、朝の「自習室一斉学習」も問題なく終わり、現在は各教室で「数学」の授業を全員が受けてくれています。

来週からは「イントロテスト」も始まります。最初から飛ばしすぎないよう、かつ必要な集中力を持って授業に向かってもらいたいと思います。