2013年8月31日土曜日

夏期合宿56

朝や食事の時にはそこそこ元気なのですが、授業が始まるや、途端にダウンする人もいるようです(笑)。

合宿も実質的に最後の一日となり、潜在的に疲労が蓄積されてきているのでしょう。

休ませてやりたい気持ちは山々ですが、ここで甘い顔をみせては何のためにこれだけのことをやり遂げてきたのかが分からなくなります。

本当に具合の悪い子は別ですが、そうでない場合は最後までなんとか引っ張ってゆくつもりでおります。

また「合宿」という特別な空間ならば、それが比較的抵抗なくできるのです。それが生徒と先生方の努力のぶつかり合いから生ずる緊張感、そしてそこから生まれる

「勢い」

というものだと思います。

この、逆らいたくても逆らえないような(笑)、人を よい方向に引きずってゆく「力」を体験してもらうことが、案外「合宿」というものの一番大きなメリットなのではないか、などとも考えます。

以前にも同じことを書いた覚えがあります。

今、目の前に置かれている問題・困難を、自分のできる(コントロールの範囲内の)ことを120%集中してやり遂げようとすることが、受験という場にいる彼らに最も知ってもらいたいことです。