2012年9月12日水曜日

最近の医進塾

3日に開講された後期も、今日で10日が過ぎました。この間医進塾はなにやかにやで大変に忙しく、ブログの更新もままならない状態で、ご心配をおかけしたことと思います。申し訳ありませんでした。

何とか当初のごたごたも片がつき、やっと生徒一人ひとりと向き合えるようになってきています。

この10日間の塾の様子です。

1.後期の時間割は原則として1学期と同じです。

14日に実施する「メディカルテスト第4回」の結果に基づき,新しいクラス編成をいたします。

特に「数学」と「英語」については今まで以上にきめ細かくクラスを分け,できるだけ少人数制のよさを生かしたいと考えています。

2.「英単語暗記チェック」が再開されました。

夏期講習中行っていた「単語暗記チェック」を再開しました。以前は成績的に若干心配な塾生のみを対象にし,「夏期合宿」中の単語暗記チェックに備えるという形でした。

今回は塾生全員が対象となり,それぞれの進度と学力に合わせた単語帳を使います。原則としては今まで使っていたものを継続使用しますが,各生徒と相談し,その生徒の実力に合ったものを指定することとなります。

当面の目標は,「10月末までに全員が5500語レベルに到達すること」です。

かなり苦しい生徒もいると思います。でもここで乗り切らないと先がありません。特に英語は「総合教科」であり,試験の直前に覚えた単語で試験問題の長文の概要が理解できた,というようなこともあり得ます。

地道な積み上げを絶対に忘れないように指導して行く計画です。

3.「英語構文解析講座」が開講されます。

今まで「基礎英作文」が置かれていた金曜日3時限目に「英語構文解析講座(上級)」が置かれます。かなり難しい内容の英文を,「正確に分析して読み取る」訓練を行います。

扱う英文がかなり何度の高いものなので「上級」と銘打っています。ですが中級以上の力を持つ塾生には全員受講を義務付ける予定です。常に上を目指さないと英語の力というのは,

「直ぐに落ちる」

からです。

4.「英文法特別講座」が開講されます。

夏期合宿で明確になったことに,

「医進塾生は,英文の正確な読み取りが弱い」

という点があります。構文を正確に取り文法的に把握しながら「正しく」英文を読むことができないと,「下線部訳」だけでなく「長文読解」も結果としてはいいかげんなものになります。

現在は火曜日の英語の上級クラスで行っているものです。14日のテストの結果によって,なるべく多くの塾生を指名受講させる予定です。

1学期・夏期講座までは

「何をおいても,まず『数学!』」

の方針で動いてきました。

「数学はもう安心だから」

では,決してありませんが,今後は

「同じように英語にも重点を!」

の方針を並行して加えて行きます。

今までは

「あれか,これか」

の選択で勉強できました。今後は

「あれも,これも」

という考え方でないと受験に間に合わなくなります。

そうは言っても,いたずらに焦る必要はありません。指導担当の先生の指示に従い,今までの時間単位の仕事量をだんだんと上げてゆくような勉強の仕方をすることが一番だと思います。

英語に加えて,C/Pの講座が「獣医学部」と「医学部」のそれぞれに対応する形で別々に行われています。獣医学部の場合,麻布大学AO入試書類審査に合格した生徒が,今度は面接に向けて猛特訓の最中です。

「医学部」コースの生徒もC/Pの基本中の基本,「Basic 4 Musts」の練習に入りました。

次第に受験の色を濃くし出した最近の医進塾です。

これから先は勉強もそうですが,気持ちの管理がよりいっそう大事になります。

今までこのブログに何回かに分けて「元気と勇気の出る言葉」を載せました。これはすべて塾生に配付したり,HRの時に配って,簡単な講話と解説をしたものばかりです。

塾生はみな配付した「言葉」の中から自分の一番気に入ったものを自分のブースの目に入るところに貼り付けて気持ちを奮い立たせようとしているようです。

最後に,ですが「最少に」ではなく,大事な連絡です。

大変遅れてしまった「成績表」の送付ですが,何とか目処がつきました。土曜日までにはご家庭への送付が完了できる見込みです。

何かありましたら,事務室(03-3205-4308)までご連絡ください。