2011年4月18日月曜日

基礎力判定*クラス分テスト

4月8日(金)、医進塾基礎力判定テスト(クラス分テスト)がおこなわれ、塾生全員がしっかりと受験してくれました。

ただ、9時集合に遅れた人が数名、9時20分からの試験そのものに遅刻した人が1名おりました。
最初だからしかたないとも言えますし、最初からこれでは先が思いやられる、ということもできます。

いずれにせよ遅刻はあまり名誉なことではありません。気をつけてもらいたい点ですね。

受験風景①
受験風景②

それにしても、朝の9辞00分から15時過ぎまでの試験です。緊張感や疲労感も大変だったことでしょう。これからこのような訓練が数限りなく行われてゆきます。その訓練が塾生を来年の「合格!」にまで導いて行くのです。試験は決して楽しいものではありませんが、臆することなく乗り切ってもらいたいと願っています。

採点をすぐに行い、クラス分けが行われます。

月曜日からの授業準備に各講師とも余念がないところです。



2011年4月11日月曜日

最近のこと

9日の土曜日には医進塾説明会、日曜日は個別の説明が4件、今日11日には、飛び込みで来たかたを加えて5件の個別面談がありました。来週から新学期が開始されますが、このところこのような面談で忙殺されています。

受験生一人ひとりの事情と、ご家庭がすべて違いますから、同じことを鸚鵡返しに繰り返すことはできないのです。

さすがに5人目の方が終わったときには、椅子から立てないほどの疲労感を感じました(医進塾の場合、個別説明会はどんなに端折っても1時間半はかかります)。医進に来るかどうかに関係なく、このささやかな出会いが、お話ししている方にとって何ほどかプラスになってくれることを祈っています。

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東日本大震災が起こって、丁度一ヶ月になります。この間本当に沢山のことがありました。いまここでこのようなことを書いている自分が、信じられません。一ヶ月と一日前には、まさかこんなことが起こるとは夢にも思わなかった自分がいました。

この間のことを改めて考えます。

自然の力の前には、なんらなす術もない私達ですが、同時に、そのことを知っている私達でもあります。自然の前に脆さ、弱さを露呈する私達ですが、それに負けないぞ、と思える私達でもあります。そのような「私達」であることに、私は誇りを持つのです。

自分の弱さをまっすぐに見つめられる人が、本当は一番強いのです。
自分の不完全さをはっきりと悟ったとき、人はもしかしたら「完全」に一歩近づいたのかもしれません。

震災後、ある崩れかけた家から救助されたお年寄りが、「再建しましょう、また再建すればいいのですよ、再建しましょう」と周りの人に向って語っていた口調が、私は忘れられません。

もしかしたらその町の、あるいはその地域の完全な再建まで、そのお年よりは生きられないかもしれません。それでも「再建しましょう、また再建すればいいのですよ」と、はっきり言えることの素晴らしさ。これほど私達を勇気付けることはありません。被災者の方から、私が勇気をもらったのです。

医進10のみなさん、大学生活を心行くまで楽しんでください。そして皆さんの将来の患者さんのために、今を120%利用して、大きくなってください。

医進11のみなさん、今始まった1年間を決して忘れないでください。未曾有の大災害と共に自分達の勉強が開始されたことを、心に刻み付けておきましょう。それが将来、きっと皆さんの心の支えとなるはずです。

2011年4月8日金曜日

高田馬場って・・・(笑)

今年の医進塾は、地方からの方をたくさんお預かりしました。ご家庭の方にとってはお子様がどのような場所で勉強しているのか、気にかかることも多かろうと思います。

高田馬場周辺の画像です。

JR高田馬場から見た早稲田通り入り口です。
医進塾はこの右側の裏になります。
上の写真の右側(南側)から北側を見たところ。 
早稲田通りの入り口です。
早慶戦のころには早稲田大学の学生さんでいっぱいになります。
地下鉄東西線の改札

医進塾のある「早稲田ゼミナール」は、この繁華街のちょうど裏側になります。一本道を入ったところです。便利だけれど、同時に静か、という理想的な環境にあります。



花曇の日への思い

朝は良い天気でした。
風はもう完全に春になりました。
東京の千鳥が淵の桜も、やっと満開のようです。


高田馬場周辺は繁華街ですので、お見せするほどの桜がありません。残念です(笑)。

昼前から曇りになり始めました。典型的な花曇の日になりそうです。
青空を背景にした満開の桜は、それなりに美しいのですが、私はこの花曇の中の桜も捨てがたく思えてなりません。

理由はいろいろありますが、何と言っても自分の思い出の中の桜がそのようなものだから、なのでしょう。

あまりに天気がよいと、桜が、

「恥ずかしがってしまう」

ようにすら思えるのです。太宰治的でしょうか(笑)。

昨日夕方、今年合格したE場君とK子さんが遊びに来てくれたようです。
「ようです」というのは、私が一足先に帰宅していてお目にかかれなかったからです。私の部屋のドアに手紙が貼ってありました。

あの二人は昨年の桜をどう見たのかな、と思うとともに、今年の桜への思いも聞きたくもなりました。
大学生活への戸惑いや、自分の将来への希望、新しい仲間とうまくやってゆけるかどうかの不安、そうい言ったものを抱えながら、きっと今年の桜を見ていることでしょう。

その思いは、来年の桜への思いとなって続くはずです。

私が最初の大学に入ったときの思い出と重なります。
もう40年前のことなのですね。






2011年4月7日木曜日

学習ガイダンス

今週の月曜日から、医進塾の各講師による「学習ガイダンス」が行われています。
18日からの本格的な授業に備えて、事前に自分の勉強の方法ややり方、授業の聞き方、予習の仕方を教えてもらうのが目的です。

あるいは事前に読んでおいたほうがよいと思われる参考図書などを、教えてもらったり、今使っている問題集が本当に自分に適しているか、などについてのアドバイスをもらったりします。

課題をもらって、この期間でやりこなすことを指示されたりする場合もあります。


I丸講師の数学
K藤講師の生物

もちろん「強制」ではありませんが、授業の前に先生方と知り合いになっておくことには、大きな意味があります。

ぜひ積極的に利用してほしい期間です。

この「学習ガイダンス」は、来週の14日まで続きます。15日はいよいよ「基礎力判定テスト」(クラス分けのためのプレースメントテスト)の実施です。それまでの時間を無駄にしないようにしてもらいたいものです。

2011年4月6日水曜日

春の日差しとくすのき広場

今日の日差しはとてもさわやかで、もう春なのだなぁと思わせるに十分でした。
毎年この時期になると、くすのき広場で勉強をする生徒が増えてきます。

暖かだし(花粉は飛びますが・笑)、室内にいるよりずっと開放的なので、若い人には好まれるようです。たまたま庭にいたS木さんとS草くんを撮りました。



二人とも2号館と5号館とをつなぐブリッジの上で勉強していました。
ブリッジ下のチェアで勉強しているS木さん・・・だと思います(笑)。


どこでやっても勉強は勉強ですから、しないよりはずっとよいのですが、直射日光下での読書は目に悪いので、それだけは注意してもらいたいものです。

2011年4月5日火曜日

これはなんでしょう(笑)

医進塾は早稲田ゼミナール5号館の1階と2階にあります。
その一階入り口を入った廊下の、入って右側に不思議な表が貼ってあります。




これがなんだかお分かりになるでしょうか?

医進塾特製!の「累積学習時間一覧表」なのです。

表の一番下に塾生の名前が記載されています。ものすごく細かい表ですが、1セルが1時間の学習時間になります。その日の自分の勉強時間総計を毎日この表に下から記載して積み上げて行くためのものです。

「全国の浪人生の年間平均学習時間である1173時間を、遅くとも夏までには越えよう!!」を合言葉に、みな少しずつ積み増し記載を始めてくれています。

自分にどのくらい学力がついたかを正確に測ることは、大変に難しいものです。試験も大きなものは年間にそうたくさんあるわけではありません。

でも勉強が一日一日の積み重ねであるならば、少なくとも自分は今までに「何時間の積み重ねをしてきたか」ということは、客観的に把握できるはずです。

医進塾の勉強のモットーは「練習量がすべてを決める!」です。その練習量を客観的にあらわすものがこの一覧表です。

もちろん一人でもできることではあるでしょうが、仲間がいたほうが張り合いがあるのが人間の常です。だれが最初に1173時間を超えるか、今から楽しみです(笑)。







2011年4月4日月曜日

これからの2週間-ガイダンス期間

4月1日に「医進11」のオリエンテーションが行われました。

新しく医進塾の仲間となった人に、これからのことをお話しさせてもらいました。
特にこれから2週間は「学習ガイダンス期間」となり、大変に大事な時期です。

英語、数学、生物、化学、物理の担当講師が、それぞれ塾生のほぼ全員と面接をします。
今までの学習方法の弱点克服法や、弱い教科の勉強計画などを、医進で授業をしている講師が直接面接して指導します。

今まで使っていた参考書や問題集の、より効果的な使い方を指導されたり、志望校の問題傾向を教わったり、あるいは18日からの正規授業の予習の仕方を習ったり、と多彩な内容となります。

その指導に従って、早い人はもう年間のスケジュールを立てて、勉強に入っています。

試験勉強は「競争」ですので、早く、しかも正確な知識を基にした計画に従って、始めるということは、本当に大事なことです。

医進11の皆さんには、ぜひともこの期間を最大限有効に使ってくれるよう、お願いします。

医進10感想文抜粋

医進10の解散式が終わり、いよいよ医進11のスタートです。

これからの記事は医進11が中心になりますが、その前に、解散式での医進10のみなさんのスピーチの抜粋を載せます。

みなそれぞれに自分の思いをきちんと述べてくれました。

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・この一年間、学力だけでなく精神的にも鍛えてもらった。今までの自分の人生で一番充実した期間だった。

・いろいろな人が医進にはいて、みなが同じ目標でがんばっている姿に自分の身が引き締まった。一緒にがんばろうと声をかけあってここまで来られた。みなと一緒でなければできないことだった。

・昨年の3月、社会人経験のある私が、どうしてもあきらめ切れない夢を医進に託した。「医進でもう一度やってみよう!」と決めた、そのときの決断を私は一生の宝物にするだろう。

・それまでの甘えた自分を清算し、自分を変えてみようとした一年だった。今思えば若干の不満もあるが合格した大学で最善を尽くしたい。でもこの一年間の充実度は最高だったと改めて思う。

・周りに支えられた一年だった。こんな経験初めてした。

・医進が自分には本当に合っていた。ここでの仲間は一生のもの。将来ここで作った仲間と一緒に仕事ができれば最高だと思う。

・苦しいことも多かった。みなに支えてもらえたこの期間を、私は絶対に忘れないだろう。

・一年前の、医進09の皆さんの「解散式」を思い出す。自習室で勉強していたら501の拍手が聞こえた。その同じ場所で、今自分がみなから拍手をもらっている。夢を見ているみたいだ。自分ひとりだったらここまで来られなかった。

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合格した人でなければ言えない重みを持った言葉の一言々々でした。

ここには「仲間」という言葉がたくさんでてきます。仲間に支えられた、という言い方が自然に出てきてくれること、これは私の心から望んだことでした。

ここに書かれていないことを、私は彼らを一年間見てきたものとして付け加えます。彼らは「仲間とともにあって、決して仲間に甘える存在ではなかった」ということです。

真の仲間とは、まず自分の義務(医進ではまず『勉強』)を果たすことに忠実であること、この大前提があっての初めて生まれるものなのです。

人間は一人では生きられない、一人でも生きるという決意を持った人でなければ集団でも生きられない、そのことを、彼ら医進10の仲間はしっかりと学んでくれたように思います。

大学入学を目前にした医進10の皆さん、改めて合格おめでとう

またいつかお目にかかりましょう。
そして来年、医進11の「解散式」に、ぜひ顔を見せてください!!

お待ちしています。

2011年4月1日金曜日

昨日の解散式*画像

医進10の「解散式」が終わりました。

ある現役生から「なぜ解散式って言うんですか」と聞かれました。
「解散式」は端的にいうと「合格祝賀会」のことなのです。
一年間の勉強を「チームとしての活動」と位置づけたとき、自然に名前がそうなって行きました。
チームワークにこそ意味があるのであって、結果は確かに大事だけれど、それをそのまま表に出すのではなく今まで一緒にやってきたチーム活動の結果としての「合格」としてお祝いしたい、という生徒の意見に従った命名でした。

今にして思うと、確かにそれは的を得ている名前だと思います。

17時の、小山校長の挨拶に始まり、最初は18時には終える予定でした。
実際に終わったのが21時過ぎ。

全員がメインゲートを出て行くのを見送ったのが21時30分ころでしたか。

昨年の塾生(医進09)の面々の顔が彼らの姿に重なりました。

事務室前ボード
開式前のざわめき?*笑
K子さん、K下さん、I狩さん
すべては校長の挨拶から・・・
私です*笑
H田先生、K山先生、I丸先生
背中はU原先生
医進を支えている先生方
校長と語らうS田くん。
緊張気味のようです。
こういうアングルは若い人でないと考え付きません。
わたしのようなオッサンではだめですね(苦笑)。
医進の女帝No1K子さん
背中は女帝No.2のI狩さん
最後の記念写真。
このあと延々と2時間くらいおしゃべりしていました(笑)。

みんなに一言ずつこの一年間を振り返ってもらいました。
感想は次回のお楽しみに・・・(笑)。

よろしければ昨年の解散式の写真と比べてみてください。

http://wasedazemi-ishinjuku.blogspot.com/2011/03/10_03.html