2009年5月29日金曜日

6月入学生・夏期講習・夏期合宿参加者募集開始

6月入学生募集が開始されました。

コースはパーフェクトのみになります(入学希望者の事情に応じて他のコースの場合もありえます)。パーフェクトコースは個別指導が含まれての授業料で、6月から入学した方の場合は4,5月での学習内容をそこで大至急補うことが必要だからです。1ヶ月半の内容ですから、集中して個別指導で行えば1ヶ月以内に十分追いつくことができます。

医進塾の個別指導は、学生アルバイトのチューターにやらせるのではなく、レギュラークラスを持っている先生が対応するのが原則です。実際に集団授業で教えた先生が、一人ひとりに個別で教えてくれるのですから、これ以上理想的なことはありません。

自宅で勉強を始めて、この時期になってあせりを感じている人、今からで間に合うだろうかと不安になっている人、あるいは社会人の方で一念発起して再受験を考えている人に、最適なコースです。
ぜひ一度お考えになってください。

同じく今日から「医進塾夏期講習」「医進塾夏期合宿」の申し込みも開始されました。詳しいことは近日中にアップされる予定のウェブページをご覧ください。
簡単な内容は「医進塾ニュース」に載せてあります。

まだまだ先は長いのです。

体調に気をつけて、前期を乗り切りましょう。

2009年5月13日水曜日

授業は順調に進んでいます。

4月13日に前期の授業が開始されましたから、昨日でちょうど1ヶ月がたったことになります。GWをはさんで非常に忙しい時期もありましたが、塾生はみな熱心に勉強に励んでくれております。

1.1ヶ月間、ほとんどの方が「無遅刻、無欠席」です

早い人は8時15分ころに医進塾の各自のスペースに来て、早朝学習を始めています。9時からの「イントロテスト」(早朝テスト)に備えて復習をしたり、その日一日の学習計画を立てたり、単語の暗記や英語SUP(英語の基礎からやり直すプリント学習講座です)をやったり、それぞれに朝の時間を有効に使っています。1日30~40分程度とは言え、1年間続くと膨大な時間になります。この時間を一日も無駄にしないで学習を継続してもらいたいと思います。

2.自習室学習が完全に定着したようです。

通常の授業終了が16時35分。軽食を取ったり気分転換をしたりする時間を25分ほどとった後、17時から夜の学習時間帯に入ります。

月水金は自分のペースでの予習と復習をする曜日です。医進塾の授業は予習と復習なしには付いてこられない授業ですので、ここでどれだけ教わったことを定着させるかが決まります。特に前期は予習の大事さと同様、復習の大切さも各先生から教えられています。必要に応じて個人別に課題が与えられ、それをする人もいます。

火木土はプロ講師がそばに付き添っての「監督付自習」です。現在の所、質問の多くは「数学」に集中しているようです。監督の先生が受けた質問や指導の内容は、過不足なく「連絡ノート」に記載され、そのまま昼の授業担当者に回されます。通常授業担当者はそれを見て、次の授業の重点を決めてゆくという形です。

このような形で、医進塾では「授業→演習→定着復習→質問と確認→授業へのフィードバック」がシステマティックにされています。医進塾では生徒一人ひとりに自習室の完全な個別スペースを割り当てます。それがあるので、このシステムが可能になるといってもよいでしょう。

3.各種試験が開始されました。

4月29日に「メディカルテスト0回」が実施されました。5月15日には「校内実力テスト(到達度テスト)」が行われます。23日には「メディカルテスト第1回」、6月に入るとすぐに「全国模擬試験」が予定されています。

いよいよ本格的な受験勉強が始まります。


2009年4月14日火曜日

新学期開講!!

11日にオリエンテーションがあり、13日(月)、新学期が開講されました。

同時に「自習室学習」も開始され、塾生は朝8時半までに登校、夜の20時30分まで、授業をはさみつつ熱心に勉強してゆきました。

いよいよ1年間の勉強が開始されたことになります。

今年は国公立・私立医学部、獣医学部の受験生が中心となり、みなそれぞれの夢と希望を胸に熱心に努力しています。

授業中は当然のことながら、自習時間も物音一つしません。傍で見ている私たちまで襟を正したくなるような、塾生の集中度です。

これが1年間続いてくれることを心から祈りたいと思います。

2009年4月6日月曜日

ゼロ学期終了・新学期開講間近!

昨日は桜が満開でした。

私の自宅の傍には、桜で有名な公園があります。好天に恵まれ一日大賑わいでした。

私の二つ目の母校であるICUにも大変に有名な桜並木があります。「滑走路」という名前のメインストリート(戦争中は中島飛行機という会社が実際にゼロ戦などを飛ばしていたといううわさがあります・(笑))がそれです。

三つ目の母校である上智大学の正門前の土手にも桜が見事にし咲いていました。

そのくせ、最初の母校の青山学院には桜並木らしきものがありませんでした(あったのかもしれませんが、忘れてしまいました)。青学はやはり「つたのからまるチャペル」と「イチョウ並木」ですね。私が今いる早稲田ゼミナールには小さな中庭があり、そこには大きなくすのきがあります。

私の母校や早稲田ゼミだけでなく、学校と言う場に樹木は欠かせないようです。上智に行っても、ICUに行っても、青山学院に行っても、同じく思うのは「自分がここにいたとき、ここで勉強していたとき、この木もここにあった」ということです。私だけでなく、皆がきっと同じことを思うからでしょう。

早稲田ゼミのくすのきは、これから先どれだけ多くの卒業生を見送るのでしょう。その卒業生がいつかここに戻ってきたとき、どんな思いでこのくすのきを見上げることでしょう。

自分がここで勉強をしていた、そのはるか前からここにあり、おそらくは自分がこの世にいなくなってからもここに立ち尽くすであろう、この大きな木に、人は「永遠」を見るのだ、と言ったらいささかロマンティックに過ぎるでしょうか。

「星霜移り人は変わる。だがこの世の中で変わらないもの、それはひたすらに真理を求めて勉強に打ち込む君たち青年のすがすがしい姿だ。私はそのためにここにいる!」と、早稲田ゼミナールの今はなき名物講師、志賀武男先生から励まされたのがつい昨日のことのように思い出されます。

医進塾の新入生諸君も、きっといつか立派なドクターとなってここに戻ってきたとき、合格目指してひたすらに自分を鍛え上げていた若き日のことを思い、このくすのきを見上げるに違いありません。

もちろんそのころには、私はこの世にはいないでしょうが(笑)。

来週月曜日、13日から新学期が始まります。また長い一年の始まりです。この一年を自分の一生で「一番長く、かつ一番短かった一年」として、是非思い起こしてもらいたいものだと思います。

2009年4月3日金曜日

ゼロ学期絶好調!!

3月26日から医進塾では「春期講習(ゼロ学期)」が開講されています。一クラス6名の定員で実施したのですが、お蔭様で大変に好評で(「受講料無料」が効いたのかもしれません・笑)キャンセル待ちも出たほどです。

キャンセルが1名あったので、ウェイティングリストに載せた方お一人まで受け入れましたが、それ以上は無理でした。教室のキャパが、どんなに詰め込んでも12名ですので、そこまでは入れたのですが、それ以上を受け入れるとそれまでの受講生の学習環境に影響が出るので、涙を呑んでお断りいたしました。受けられなかった方には、本当に申し訳ないことをいたしました。ウェイティングリストに載りながら受講できなかった方にも、心からお詫びいたします。

今回の春期講習には一つ大きな企画がありました。「リアルタイム・ネット配信」です。
直接医進塾に来られない方のために、こちらで実施している授業をそのまま(リアルタイムで)インターネットを経由して受講してもらおうという試みです。

第4講座「医学英語」、第5講座「生物」の2講座が配信されています。詳しくはtopページをご覧ください。

ゼロ学期受講生の方はみなそれぞれの思いを胸に秘めていると思います。どのような形であれ、まずは「良いスタート」を切ってもらいたいものです。

「良いスタート」のためには、自分の「納得」が必須です。納得するための最善の方法は「自分の目で見、耳で聞いて判断する」ことではないでしょうか?

医進塾のゼロ学期は4日で終講しますが、もしもご希望があれば、ぜひリアルタイムネット配信をご覧になってください。医進の授業のレベルの高さがご理解いただけると思います。

2009年2月20日金曜日

ゼロ学期のお知らせ

医学部、歯学部、獣医学部の試験も、ほぼ一段落しました。明後日22日と3月8日に予定されているⅡ期試験が最後となります。

最後のチャンスに挑戦する人も多いと思います。絶対に最後まであきらめずにやるだけのことをやって試験に臨んでください。

どんなに難しい試験でも、必ず合格者はいます。平均点が低かろうと高かろうと、合格者数が極端に少なかろうと、いつでも必ず合格する人はいるのです。要はその中に自分が入るかどうかです。

入るぞ!と思わなければ絶対に入ることはできません。不必要な気負いは捨てて、平常心になれるよう、勉強を続けてください。

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今年の受験生の動向が最終的に全て分かったころ、医進塾では恒例の「ゼロ学期」がスタートします。
3月26日(木)から4月4日(土)までの9日間です。

午前3時間×3日、午後3時間×3日で、合計6講座が置かれる予定です。詳しい時間割りはtopの「お知らせ」欄にアップしてあります。

今年のゼロ学期は「医学系学部入試の上限を知る!」という内容です。受験生が一番心配している「どのくらいの勉強をいつまでにして、どの程度の成績をとらなければならないか。またそのための具体的な方法は?」という点に、正面から答えるものです。

担当する先生方は医進塾で長年指導に当たられたベテランの先生方ですので、安心してついてゆくことができます。

「良いスタートは半分の成功!」と言います。

既卒生も現役生も、医進塾ゼロ学期を有効に使って、上手なスタートを切ってください!

2009年2月17日火曜日

今年の合格実績

医進塾は予備校ですから、どうしても「合格」の実績が大切になります。
その点今年の生徒は本当によくやってくれました。具体的な内容は「合格実績」のページでご覧ください。

医学部の実績もさることながら、大したものだなと思うのは「獣医学部」コース生の検討です。大いに健闘してくれました。

合格体験記がそろそろアップされることだと思います。AEさんは一度入った大学を途中で辞め、改めて自分の勉強を本来の第一志望に向けて開始しました。途中でうまく行かなかったこともたくさんありました。成績が思うように上がらないことは何度も体験してきたはずです。

彼女の「すごいな!」と思うのは、どんなときでも「明るさ」を失わなかったことです。点数が悪い時にもよい時にも、普段の彼女と全く変わらず「平常心」のままでした。

本当の気持ちは分かりません。でも少なくとも外から見ている限り、彼女はいつも変わらない態度で明るく振舞っていたということは事実です。

これが大事なのだと思い居ます。

「悲しいから泣く」のではなく「泣くから悲しくなる」のだということは、心理学でも証明されていることです。つらいときでも平気な顔をしていれば、そこから立ち直るのが非常に早いのです。

必要以上に落胆していると(あるいは、落胆している態度を見せると)、立ち直りが不必要に遅れます。その遅れは、受験生にとって致命的になりかねません。

それでも「合格」を知らせにきてくれた時は、心底嬉しそうでした(笑)。こういうときにこういう具合に喜んでくれることが、私たちにとって一番の喜びになります。

彼女はこれで医進塾を去ります。でもここでの10ヶ月間のことは彼女の頭にしっかりと残り、これから先の人生の支えになってゆくことでしょう。

そうなってもらいたいと思います。今まで毎日見ていた顔が見られなくなるのはこちらも寂しいのですが・・・。

2008年10月9日木曜日

特別講座開講

金木犀が香る時期になりました。

医進塾のお隣のアパートの庭には大きな金木犀の木が数本あり、この時期になるとステキな香りを漂わせてくれています。

医進塾では10月13日と19日の二回、それぞれ一日使って「特別講座」を開講いたします。詳しいことはHP上に掲示してありますので、そちらをご覧ください。

この時期の特別講座の狙いは「受験力の向上」という1点に尽きます。「受験力」とはあまり聞きなれない言葉ですが、要するに自分の力を100%(できれば120%くらい)、答案上に反映させることの出来る力、ということです。

毎回の試験のたびに「わかっていたのに、出来なかった」「解き方はわかったのに、うっかりミスで10点損した」「勘違いで5点損した」・・・などなどの声が塾生の口から聞かれます。これが「受験力」のなさから来た結果なのです。

それだけでなく、今のこの段階でも「答案用紙の答えを書く場所を間違えた」などと言ってくる塾生が後を絶ちません。これは学力に関係なく、総合的答案完成力の欠如です。そのことを医進塾では「受験力」と言う言葉で表しています。

では「受験力」をつけるにはどうするのか?

各教科それぞれにコツがあります。「難しい問題は後回し。出来るものから手をつける」のは、どの教科にも共通するコツですが、たとえば「知識問題と理解力確認問題を瞬間的に区別し、長文総合問題の中であっても知識問題に類するものは先にやってしまう」というのなどは、英語のひとつのコツになります。

そのようなコツ(受験のテクニックと呼ばれるものかもしれませんね(^_^;))を、集中して頭に入れてしまおうというのがこの時期の特別講座の狙いです。

一人でも開講しますが、定員は各講座5人までです。興味のある方は事務局までご連絡ください。空席状況をお知らせいたします。

2008年9月29日月曜日

やる気がでない!(笑)

ついさっきのことです。塾生の一人が事務室に来て「先生、やる気のない時って、どうすればいいんでしょうねぇ…」と聞いてきました。「やる気がでない」とは、塾生が勉強をサボるときの常套語句です(笑)。こういう時、私の答えは大体決まっています。

①やる気がでないのは日常茶飯事。良く考えてごらん、一日のうち本気で「やるぞ~!」と思って授業に向き合う時間がどのくらいあるか。それほどはないはずだろう。

②これは人間にとって当たり前のこと。どんな人間でも一日の行動のうち80%以上は「オートコントロール」(自動操縦)で動いている。そうでなければ疲れてしまって何もできなくなる。

③だから「やる気」を起こしてから仕事に向うというよりも、仕事をしているうちに「やる気」になるというのが正しい(これは心理学的にも証明されていること)。

④やる気があろうとなかろうと、しなければならないのが「勉強計画」というもの。計画に従って最初はイヤイヤでも、やっているうちに気分が高揚してくる。それが「やる気」だ。

⑤日によっては、気分の高揚を感じないうちに勉強が終わることもある。それはそれでよし。そういう日もある。新しい発見を連続してするようなわくわくする日々もあれば、問題の「こなし」だけで終わる日もある。それが勉強というもの。

⑥気分が乗っている(やる気のある)日は130%できて、気分が乗らない(やる気のでない)日は80%で終わることもある。それが勉強というもの。一日単位、一週間単位ではなく、一ヶ月単位、二ヶ月単位で振り返ってみて、予定通りできていればそれでよい。

⑦だからやる気がでない、を言い訳にしてはいけないよ。やる気がある日はやるが、ない日はやらないというのは幼稚園生。やる気があろうとなかろうと、きちんと決めたことはやる、というが「勉強」というもの。「勉強」を「仕事」と言い換えれば、これは社会人全てに当てはまること。医進塾の君だけの問題ではない。

大体ここまで言うと分かってくれるようです(笑)。

最後のダメ押しに、次のようなことを言います。

「君は将来医学者を目指している。やる気のある時の患者さんは熱心に診るが、ないときの患者は邪険にあつかうというようなことをしていては職を失う。プロとしての自覚を今のうちから身につけてもらいたいなぁ」(笑)

2008年9月22日月曜日

メディカルテスト・到達度テスト・全国模試

今日は朝から20度前後の気温です。まだまだ暖房はいらないと思いますが、あの夏の暑さがウソのように消えてしまいました。これからが勉強の本番のようです。

18日には全国模擬試験(マーク式)が実施されました。今週25日は「医進塾メディカルテスト第4回」が行われます。来週10月2日は「早稲田ゼミナール校内模試(到達度テスト)」です。ここ数週間は試験の嵐です。

こんなに何回も試験をやって意味があるのかと良く問われます。私の答えはいつも同じで「受ける側の意識の問題です」とお答えするようにしています。

全国模試は数十万人が受験するわけですので、自分の学力が日本全体の受験生総数中どの程度にあるかを知ることができます。

メディカルテストは医歯薬獣医系に絞った問題だけを出題しますので、実際の受験の場合に自分がどの程度まで対応できるのかを知るのに最適です。

校内模試(到達度テスト)は、文系の生徒も受験する問題ですから内容的には非常に一般的なものが選ばれます。「これが出来なければ受験生とはいえない」というような、基礎力確認には最適な試験です。

このように、各試験にはそれぞれの目的があるのです。それを自分で意識して受験し分けることができる人にとっては、結果はどうあれ非常にためになるものです。

ただ漫然と受けるだけ受けてみようか・・・というような態度の人には、申し訳ないことですが、あまり効果は期待できません。

医進塾のカリキュラムは様々な試験が多いのが特徴になっています。それらの試験を「意識的に受け分ける⇒結果を充分に復習する⇒二度と同じ間違いをしないように練習する」というパターンで利用できれば、一回の試験が10時間以上の授業にも当たることになるでしょう。

そのような有効な使い方を、塾生諸君にはしてもらいたいものです。