医進塾は予備校ですから、どうしても「合格」の実績が大切になります。
その点今年の生徒は本当によくやってくれました。具体的な内容は「合格実績」のページでご覧ください。
医学部の実績もさることながら、大したものだなと思うのは「獣医学部」コース生の検討です。大いに健闘してくれました。
合格体験記がそろそろアップされることだと思います。AEさんは一度入った大学を途中で辞め、改めて自分の勉強を本来の第一志望に向けて開始しました。途中でうまく行かなかったこともたくさんありました。成績が思うように上がらないことは何度も体験してきたはずです。
彼女の「すごいな!」と思うのは、どんなときでも「明るさ」を失わなかったことです。点数が悪い時にもよい時にも、普段の彼女と全く変わらず「平常心」のままでした。
本当の気持ちは分かりません。でも少なくとも外から見ている限り、彼女はいつも変わらない態度で明るく振舞っていたということは事実です。
これが大事なのだと思い居ます。
「悲しいから泣く」のではなく「泣くから悲しくなる」のだということは、心理学でも証明されていることです。つらいときでも平気な顔をしていれば、そこから立ち直るのが非常に早いのです。
必要以上に落胆していると(あるいは、落胆している態度を見せると)、立ち直りが不必要に遅れます。その遅れは、受験生にとって致命的になりかねません。
それでも「合格」を知らせにきてくれた時は、心底嬉しそうでした(笑)。こういうときにこういう具合に喜んでくれることが、私たちにとって一番の喜びになります。
彼女はこれで医進塾を去ります。でもここでの10ヶ月間のことは彼女の頭にしっかりと残り、これから先の人生の支えになってゆくことでしょう。
そうなってもらいたいと思います。今まで毎日見ていた顔が見られなくなるのはこちらも寂しいのですが・・・。