今日から医進13の最初の季節講座である「春期講習」が開講されます。
初日は「数学ⅠAⅡB」と、「理科(生物・物理)」です。
春期講習の基本的なコンセプトは
『入試の上限を知ろう!』
です。
人間は誰でも自分ができなかった問題、解決できなかった困難を、実際以上に難しく困難なものとして捉えてしまう傾向があります。入試問題などはその典型です。
どんなに難しく見えようとも、実際にそれを解くのは原則として18歳の高校生です。範囲も上限・下限も、実に正確に定められているのが『入試問題』というものなのですが、受験生にはなかなかそこが見えてきません。
なんだかとてつもなく難しい問題を解かなければならないのだというような「印象」に左右されて、その時点で本当にその生徒がやらなければならない練習(多くは基礎的問題の繰り返しですが)を忌避する傾向があるのです。
春期講習では、一見難しく見える問題が、実は
「基礎的事項の組み合わせ」
に過ぎないのだということを、生徒全員に徹底的に理解してもらうことが主眼になります。
それが理解できさえすれば、あとはその『基礎的事項』を一つ一つ潰してゆけばよいのですから、自分の勉強の
「ロードマップ」
が敷けるようにもなります。
入試というものに自分が抱いている深層心理的な
「恐れ」
を打破することが、受験生がまず真っ先にしなければならない事柄です。そのための「春期講習」が、今日から4月6日まで行われる予定です。