受験生にとってはクリスマスも正月もありませんが、それでも昨日・今日は塾生同士が小さなプレゼント(チョコレートや小さなお菓子でしたが・笑)を交換したりして、華やいだ雰囲気でした。
今日から「医進塾冬期特訓」が開講されます。塾生は8時登校。授業は9時20分からです。夜の8時15分まで連続の授業。その後9時30分まで「Review]の時間。10時前に下校です。
通常の授業と違うところは、授業のすべてが「連続講義」という点です。
今日の昼から明後日27日のお昼まで、「前期」は「英語」の90分×12コマ⇒1080分⇒18時間!!の「連続授業」となります。
この間、「単語・熟語」はもとより、「発音」「文法・語法」「構文」「英作文」「長文総合」等、1学期から教えてきた内容がすべてに渡ってチェックされ、各自のミスが指摘・指導されます。
「中期」の27,28日は「生物」「物理」「化学」の集中講座が同じように実施され、特に教科数の少ない獣医学部志望生のために「獣医生物」が開講されます。
28日午後から最終日30日の午前中までは、前期の英語と同様、18時間の「数学」の総合テスト講座です。数学は理科系の生徒にとって「絶対必修科目」でもあります。そのため最終試験(30日午前中)に合格点が取れなかった場合、午後に「追試」を行い、全員が合格するまで繰り返し実施となります。
全員が合格した段階で、冬期特訓の最後を飾るのは「総合面接練習」です。
この練習は少し変わっています(笑)。
面接の練習は10月から開始されましたが、今まで塾生は、常に「質問される側」でした。
今回の面接練習は、塾生が試験官となり塾長(つまり私・笑)に質問をします。
自分が質問をする側に回ることで、試験官が面接の際にどのように感じているのかを「体感」してもらう、一種の「ロールプレーイング」です。
面接は受験生の「コミュニケーションスキル」が見られる場ですが、この「スキル」は決して単なる小手先の「技術」ではありません。相手が本当に聞きたいことを瞬間的に理解し、限られた時間の中で適切に自分の考えを提示することが求められる、人間対人間の「真剣勝負」の場が「面接」というものなのです。
「面接」では、単に自分の考えを正直に述べればよいというものではありません。それは(嘘をつくということではなく)自分の考えをどのような順序で、何を前提とし、どう結論付ければ相手に正しくわかってもらえるのかを、瞬時に判断して組み立てて行く、ひとつの総合的なパフォーマンスの場でもあるのです。
「面接」というものを「質問を予想して、模範解答を暗記し、その質問がされたらそのまま答える」ことだと思っている人は、間違いなく2次試験で失敗します。面接はそんなに甘いものではないからです。
勉強だけではなく、そのような講座まで置かれているのが「医進塾冬期特訓」の特徴です。
これからできるだけリアルタイムで内容をご報告させてもらいたいと思います。