2010年12月31日金曜日

合宿終了

午前中に授業ふたコマをおこない、その終講式。
各部屋の最終チェックをし、セミナーハウスにキーを返却。
1時ジャスとに医進塾冬期合宿が終わりました。

参加生との感想文を読みました。
みなが心を一つにして同じ目標に向かって進むことの素晴らしさを実感してくれた感想がほとんどでした。

心から頼もしさを感じます。

新年度は1月4日から。全員が揃って新年度直前学期の勉強に迎えるよう祈ります。

みなさん、本当におつかれさまでした!!

※新年元旦から「自主合宿」計画している人たちもいるようです。
そういえば昨年度もそんな人たちがいました。
健康に注意して、最後まで諦めず努力を続けてください!!

最後のReview、単語テストファイナル

昨夜はにぎやかに終わりました(笑)。

23時から最後のReview.参加者全員に自分の今の思いを語ってもらいました。

「大変な量の勉強をした。途切れることもあったが自分なりに集中力の訓練になった。自分一人では絶対にこんなにできなかっただろう。仲間と指導してくださった先生方のおかげだとおもう。参加してよかった!」

ほぼ全員がこのように語ってくれました。

「眠たかった。自分では寝てないつもりだったのに、何時のまにか勉強しながら机の上で意識を失っていたこともあった。でも周りをみると皆勉強している。負けられないと思って勉強した」

という声もありました。

先生方からも一言をいただきました。どの先生も参加塾生の熱心さ、お互いの協力と正しい競い合いの雰囲気について「感心しました」と言ってくれました。

生徒一人一人の感想や思いは違えども、やり遂げたことへの満足感とこれからの勉強への決意は共通したしたものであったようです。

勝負の世界は厳しいものです。これがストレートに入試の「合格!」に結び付くとはかぎりません。でも今年4月(早い人は2月)から続けて来た勉強に、一つ良い区切りをつけて来年の入学直前勉強へとつなげることができたことだけはまちがいなさそうです。

そのあと真夜中(笑)の「英単語テスト」最終回が行われ、合格者がでました。

単語テストの合格者:E場くん(彼は本来もっと早く合格してくれてよかったはずでした(笑)。

単語テストである先生が感心していたことがあります。
一度合格した人が、その後の試験も継続して受け続けてくれたことです。
前にも書きましたが、これは口でいうほど楽なことではないのです。

「自分は昔から面倒くさがりやなので、合格した時『あ、やっとおわった』と思い、その後を受け続けようとは思ってもいませんでした。でも周りをみるとみな受け続けている人がばかりなので、なんとなく『足抜け』しにくくなってガンバッてやっているうちに10回連続合格をすることができました」

と言った人もいました。

「仲間とともにありながら徒らに仲間に頼らず、自分がすべきこと成し遂げようと正しく努力をすることで仲間を支え、また結果としてその仲間から支えられる」という、本当の意味でのチームワークが
できていたのではないでしょうか。

そしてこれが「医進塾」の目指す本当の姿であったとも、改めて思うのです。

2010年12月30日木曜日

土地の力

防衛医科大に入学したY田M子さん(笑)が先日遊びにきてくれました。
その前後に北里大獣医学部に入学したT樫さんも同じように空いている時間を使って後輩を励ましにきてくれました。

その二人の態度に共通点があったことを思い出します。

二人とも(遊びに来たのは別々の日でしたが)、塾に入ってくるなり、事務室の前で茫然と立ち尽くしているのです。

「どうしたの、早くお入り」と声をかけても、動きません。

そのうちにやっとしっかりした顔つきになって言ったことが、

「ここにいたんですよね、わたし・・・」

二人ともに共通した反応だったのでよく覚えています。

医進塾はとても小さい塾です。
建物そのものはかなり大きいと思いますが、医進のセクションはそのほんの一部です。
定員25名の小さな塾で彼女たちは1年間、担当の先生方から手塩にかけて育てられました。
その結果、大きな大学に入ることができ、今はそれを当たり前のこととしているのでしょう。

でもその「当たり前の自分」を可能にしてくれたのが、この小さな塾で教えてくれた先生方であり、一緒に机を並べて勉強し、励ましあった仲間だったこと、そのことをY田さんもT樫さんも改めて思ったのに違いありません。

土地の力、場所の力は偉大なものです。
これからも彼女たちにとって医進塾という場所は、彼女たちを力づけ励ます場所でありつづけることでしょう。

いま合宿をしているこの「つくばセミナーハウス」も、今の塾生たちにとって、同じように支え、
励ます場所の一つになるに違いありません。

※なんとなく「勇気づけられたいな」と思う時、わたしは横須賀中央にある記念艦「三笠」に
ゆきます。あのデッキの上にたって海の方をみると、自分がだれか(何か)大きな力にうごかされるような気がして、がんばろうと思えるのです。わたしにとって「場所の力」を感じられるところです。

実況中継18

英単語テスト合格者

先ほどの単語テストでN津さんが合格しました。これで合格者は6人になりました。もう一歩のところまで追い上げているひともいます。

合格を果たした人の中にも、「テストがないと甘えてしまうから」という理由で継続して受け続けているひともいます。

試験はまだまだ続きます。

全員合格で、気持ちよく合宿を終えたいと思いますが、さて...(笑)。

実況中継17

英単語テスト結果

朝1で行われた単語テスト結果です。最終合格者がでました。

5回合格者(最終合格者):S田くん、F屋さん、I狩さん、K子さん、K下さんの5人。

※上級単語ばかり1200語の完全暗記ですので、見事だと思います。
この勢いで英語特訓を乗り切りましょう!

他の人も臆せずに挑戦を続けてもらいたいものです。

実況中継16

いよいよ実質的に最後の日となりました。

昨日から塾生の勉強は英語一色になっています。
英単語テストの結果が全員よほど気になるるようで(当然ですが・
(笑))、昨夜も遅くまで暗記している姿が見られました。

S草(弟)くんが朝食時、腫れぼったい顔できていたので、

「寝てないの?」

と聞くと、

「単語暗記で徹夜しました」

との答え。ちょっと驚きました。
体力的には大丈夫そうなので少し安心したところです。

今日が終わればあと半日です
世間では大晦日ですね(笑)。

実況中継15

4日目が終了しました。
Reviewを終えていまぞれぞれの勉強に戻ったところです。
今日から入ったM田くんの面接練習の準備はかなり大変なようです。
面接は単なる予想問題の暗記練習ではなく、プレゼンテーションの一つなのだということが分からないとうまくゆきません。
予想問題の暗記で終わらせることは極めて危険です。
暗記は応用がききませんから、覚えた順番が狂うと墓穴を掘ります。
どのような順序できかれようとも、こちらの答に矛盾があってはならないし、説得的に答える訓練をしないとただの棒読み、お経読みになってしまいます。
そのあたりは1学期からCP(コミュニケーションプログラムむ)でしごかれてきた医進塾の生徒はかなり有利な位置にいると思います。
明日が実質的に最後の日です。
最後まで緊張感を持ち続けてもらいたいと思います。

2010年12月29日水曜日

実況中継14

22時50分です。
単語暗記テスト4回目が実施されています。
1.exaggerate
2.fierce
3.hierarchy
4.hypocrisy
5.immortal
6.inquire
7.malignant
8.mature
9.obedient
10.obvious
の10題です。いかがでしょう。なかなか難しい単語も出されておりますね。
これらは全て医学系学部(医学部・獣医学部・歯学部・薬学部)の過去10年の入試に出題されたものばかりです。
また大学に入っても使う単語ばかりです。

4回連続合格者:S田くん、I狩さん、K子さん、F屋さん、K下さん

見事だと思います。
ダメだった人も次回の健闘を期待します。

実況中継13

単語の暗記テストがたけなわです。
現在の3回の試験が行われていますが、三回連続で合格を獲得したのは、S田くん、K子さん、I狩さん、k下さん、F屋さんです。
二回合格者はE場くん、N津さんの二人です。

覚えているはずの単語であっても、いざそれだけ出されると文脈から自由なコアの意味を書かねばならず、それだけ難しくなります。

試験はまだ先があります。これに懲りずに頑張ってはやく『足抜け』してもらいたいと思います(笑)。

実況中継12

昼食前後に理科(化学・生物)担当講師が帰り、そのあとは英語科講師が勢ぞろいしました。

英語の他教科と異なり、広範囲の知識や背景的な知識が要求されます(特に長文読解に
おいて顕著です)。またその広範囲の知識をまとめて英文の正確な理解につなげるには、単語・熟語の知識にくわえて英語構文と呼ばれるものを一定数知らねばなりません。英語はまさに「総合力で勝負」する科目なのです。

いままでとかなり違った頭の使い方が要求されるこの「英語」という科目に特化した二泊三日です。

試験問題演習+解説にくわえて、授業と授業合間に「医学系必修英単語テスト」が毎回行われます。

合計10回の試験で、それぞれが10点満点。9点以上が「合格」となり、「合格」を合計で5回とった生徒から「抜けられる」(笑)形式です(昨年度の口の悪い生徒は『足抜け』と呼んでいましたね)。

10回の試験で5回合格を取れなかった生徒には、「ご褒美」として1月からの直前講習中の、
同じ形式の試験に「強制的に参加」できる(笑)という「特典」が与えられます(笑)。

こう書くとなんだか大変そうですが、実際に使用する単語集は今年の4月に渡し済みの冊子で、1、2学期すでに一回やってある範囲なのです。

ここでできないと「いままでと何やってた!」になりますから、生徒もそして指導の先生方も必死にならざるをえない、
そんな「英語」の授業が、つい先ほど始まりました。