2013年6月27日木曜日

あるべき姿、佐賀北高校野球部。

 ちょっと感動した記事です。

佐賀北高校には友人もおり、名前は知っておりましたがこんなにストレートな指導がされているとは知りませんでした。

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【ありがとう】

佐賀北高校は勉強に熱心な県立高校で、
チームも全国から野球エリートをかき集めて作ったわけではありま
せん。

そんな普通の高校が甲子園で優勝したということで、全国から大きな喝采を浴びました。

驚いたことに、その佐賀北高校、試合中に相手チームをほめるのです。

たとえば、相手がカーンとヒットを打ったとします。

すると佐賀北の一塁手が、塁に立った相手走者に言うのです。

「ナイスバッティング」

二塁打を打った相手には、二塁手が

「素晴らしいですね」

とほめます。

一方、打撃に入って三振をとられると、相手のピッチャーに

「ナイスピッチング」

と声をかけます。


普通はこんなこと絶対にしないでしょう。

結局、佐賀北は大会で一度も負けていません。

当たり前ですが優勝するということはそういうことです。

一方、負けたチームも負けたのは一回きりです。

甲子園にはそういうドラマがあります。

一回しか負けていなくても、それで終わりなのです。

だからこそ負けた方はずいぶん悔しい思いをしたはずです。

しかし、佐賀北と対戦して敗れたチームはみな佐賀北のファンになってしまったのです。

そうして、勝つたびに佐賀北は多くの応援者をつけ、

県立高校としては11年ぶりの、

甲子園全国優勝を果たしたのです。