2013年10月21日月曜日

試験をどう受けるか。

朝から秋晴れのよい天気です。

先週の土曜日は「全国模試」でした。
来週半ばには『メディカルテスト第4回』が予定されています。

今日も朝から「イントロテスト」が行われています。試験・試験で塾生は大変です。

「受験生だからしかたがない」

と言ってしまえばそれまでなのですが、やはりそこには一つの考え方があり、現実をどのように受け止めるかで効果・結果に大きな差が出てきます。

試験は誰にとってもいやなものですが、それを「好き」とは言わないまでも「嫌いではない」というところまでもってくることです。

そのために必要なのは、「受けされられている」という意識をなくすことです。

 世の中には英語の検定を始めとして多くの試験があります。その試験のすべてに「出題範囲」と「出題傾向」があるのです。

それを知ることで自分の学力をその試験の方向に、

「調整」

できるはずです。それが

「試験慣れ」

というもので、受験生には絶対に必要なテクニックです。

範囲と傾向がわかれば、あとは簡単で、すべての「試験」は自分がその範囲と傾向とをどれだけ身に着けられているかの確認作業だということになります。

子供のころからを振り返ってみてください。たとえば「自転車の乗り方」を覚えたのはいつだったでしょう。またそれはどのようにして覚えて行ったのでしょう。

最初はお母さんやお父さんに後ろを押えてもらいながら、10メートル、20メートル、50メートルと乗れる距離を伸ばしていったのではないでしょうか。そしてそれはとても

「楽しい」

練習だったと思うのです。

「やること」と「やり方」が分かれば、あとは「自分がそれをどれだけできているか」確認することが大事なのであって、それがいわゆる「試験」というものに当たるというわけです。

またこれらすべての試験に共通することは、

「解くことによって解けるようになる」

ということです。

「解けるようになったら解こう(受けてみよう)」

では、絶対に解けるようになりません。

 『乗れるようになったら乗ろう』

では絶対に自転車に乗れるようにはならないのと同じ原理です。

そう考えれば「試験」というものに新しい見方ができるような気がしませんか?