2013年8月29日木曜日

夏期合宿29

朝の一斉学習が終わり、いよいよ「理科」漬けの一日が始まりました。複数科目を受講する人であればちょうど半分ずつになるような授業の取り方ができますが、特定科目だけにしぼって受講する人の場合、丸一日全部がその科目ということになります。

数学の場合もそうでしたがこれはなかなかに厳しいものです。ですがこれが実に効果があることは言うまでもありません。

忘れる暇のないうちに「これでもか!」というような量の課題が与えられ、必死になってそれを解いて頭に入れたかどうかというときに、もう次の課題が出されます。

大変なようですが、実は慣れてくると各科目の「からくり」(笑)がわかるようになります。大学受験の入試問題は確かに難しい側面もないではないにせよ、結局は一般の高校生が受験する(そして合格する)ように作られている試験です。

出題の内容も項目もすべて決まっています。先生方の「課題」は、その同じ内容を「別の聞き方」でしているものであるに過ぎません。

そこに気がついてくれれば、「すべては基礎的知識の組み合わせであり、その組み合わせ方を理解して解答する」ことができるようになるのでしょう。

まだそこまで行っている人は少ないようにも思います。でも目的が明確なのですからあとは「先に進む」ことだけですね。

一斉学習終了。各教室に向かいます。
同上