2009年12月30日水曜日

終了!!(笑)

17時ころ、最終の追試験が終わり、これで冬期特訓が終了しました。
15時過ぎには校長差し入れのお菓子を食べての「お茶の時間」があり、追試組はそのあともずっと試験を受け続けました。

最終的に合格は4名。残りは正月開けの受験となります。
追試時間が延びたため「総合面接練習」は無期延期となりました(笑)。

各自が自分の荷物をまとめ、学習室の各自のブースを片付けて下校したのが18時過ぎだったでしょうか。

これでしばらく塾生の顔が見られなくなります。とてもさびしいようなヘンな気分です。

この特訓で塾生全員が大きなものを得たと思います。それは「地道な努力が絶対に必要」であること、そして「努力したからと言ってそれが実るとは限らない」ということ、最後に「そうは言っても、実った人はみなきちんと努力を重ねた人」だということです。

最初の試験に合格点を取ったにも関わらず「得点に納得がいかなかったから」という理由で、その後も自分から追試を受け続けた人もいます。

誰かから褒められることが目的ではなく、ただ自分の努力の確認をしたかったのでしょう。心から「偉いものだ」と思います。

来年早々に同じような試験が実施されます。

今度こそ全員が合格できるよう、努力を続けましょう。

受験生に暮れも正月もないとは、よく言いますが、現実的ではありません。お正月はお正月です。各自の自宅で「新年明けましておめでとう」の挨拶を、きちんとしてもらいたいものです。何事によらず「けじめ」の大事さがそこにあります。

このブログも新年までお休みです(笑)。

良いお年をお迎えください。新年初日は1月4日です。4日の朝に皆元気な顔を見せてもらいたく思います。

特訓終了!・・・のはずですが・・・(笑)

先ほどの数学最終確認テストをもって、冬期特訓は終了・・・のはずだったのですが(笑)、6名の塾生が「追試」ということに、あいなりました。

合格した3名の方は、それぞれ90点以上(100点もおりました)を取っています。立派なものです。

これをぜひとも励みにこれからもがんばってもらいたく思います。

追試を命じられた人も、捲土重来を期してここで一番!がんばってもらいたいと願います。
「追試」の悔しさを乗り越えたとき、本当の実力がつくのではないでしょうか。またそのように利用することができて初めて「真の喜び」が味わえるものなのでしょう。

後から振り返ったとき、今回のこの出来事が結果として Successful Failure「成功した失敗」となるように、今このときに全力を尽くしてもらいたいものです。

午後の予定は追試受験者の合格状況に合わせて若干変えて行きたいと考えています。

特訓最終日!

今日で冬季特訓が終了します。

本来この「特訓」(英語ではboot camp:軍隊の新兵用特別訓練のこと(笑))は、合宿に代わるものとして企画したものです。当初いつもの慣れた場所を使うことで気持ちに「ダレ」が出て、緊張感に欠けるのではないかという惧れもありました。

確かに初日はその傾向がなきにしもあらず・・・だったと思います。そのために夜全員に注意をしたこともありました。

でも二日目後半から三日目にかけて、こちらの危惧は完全に払拭されました。指導の先生方の努力によるところが大きいのですが、それ以上に塾生の意識の高まりが大きな理由として挙げられると思います。

毎日7時10分には登校して勉強をしている塾生がいます。
英数理の毎時間ごとのテストの合間を縫って、単語の暗記に集中している塾生もいます(数学のテストの合間に英語の単語を暗記するというのは、使っている脳の部分が違いますので、大変な負担になるのですが、めげずに着実に進んでいるようです)。
夜の下校は9時45分と決めましたが、最後の最後まで机から離れず、「もうちょっと、もうちょっと」と課題に取り組む塾生の姿もあります(笑)。

それでいて、全体の雰囲気が殺伐としたものにならず、なんとなく明るく朗らかなイメージが漂っているのは、医進塾の生徒ならではのものだろうと感じます。ここでは皆がかけがえのない「仲間」なのです。

今日の予定です。

午前:「数学テストゼミ」(佐藤講師・木須講師)
午後:「数学追試」
※午前中の試験に全員が合格すれば、追試は受けなくてもよくなります(笑)。その時は全員の復習の時間になります。
「総合面接練習」:特訓の最後にイベント的な面接練習をします。今回は塾生が「面接試験官」   となり、私にそれぞれ質問をして行くというものです。
一応予定では16時35分には終わることになっていますが・・・果たしてどうなることか(笑)。

結果はまた後ほどご報告いたします(笑)。

2009年12月29日火曜日

特訓5日目

冬季特訓授業もいよいよ5日目を迎えました。
昨日から続いている「数学特訓」は、時間を追うごとに熾烈さを増して行くようです。
今朝も教室で朝の7時過ぎから数名の塾生が勉強していました。「明日で終わりだね」と声をかけると「数学の最終試験が心配で、寝られませんでした」という返事。

さもありなん・・・というところでしょうか。

明日の最終テストは範囲が「1学期から勉強したこと全て」です。80%取れなければ「追試」が待っています。追試に合格するまでは「特訓」は終わらないのです。

数学が終わった後に、全員参加の「総合面接練習」があります。全員参加ですから、全員が数学に合格するまで面接練習はできません。ということは・・・一人でも不合格だと全員の帰宅時間に関係してくるということなのです(笑)。

授業の合間に教室に行き、声をかけたりしていますが、ここ二日ほどは教室内が「鬼気迫る」雰囲気で冗談すら言えません。つまらないことを言うとしかられそうになります(笑)。

若い人が、このように何かに真剣に打ち込む姿は本当によいものだと思います。

せめてお邪魔にならないよう、お茶の時間のためのおやつでも買ってくることにしましょう(笑)。

2009年12月28日月曜日

特訓4日目

今日で冬期特訓は4日目になります。

昨日は日曜日でしたが、全員朝の7時半に集合。8時から勉強の開始。授業は夜の8時半まで。その後一日の復習・まとめを1時間集中しておこない。10時前に解散しました。

高田馬場近辺は学生街ですので、日曜日は閑散としています。

早稲田ゼミナールも文系クラスはお休みでした。この広い校舎の中で、医進の生徒だけが勉強に集中しているというのは、何か爽快でもありました(笑)。

夜のおやつは、一昨日はミスタードーナッツで、昨夜はエンゼルパイでした(笑)。一日勉強を集中しているとなんとなく甘いものがほしくなってくるようですね。

昨日から今日にかけては「生物・化学・物理」の特訓でした。

今日の午後から、いよいよ「数学」に入ります。S先生から教材の原稿が来て、先ほどプリントが終わりました。恐るべき数の問題をこなしてもらうことになります(笑)。

精神的にダウンしないよう、いろいろな「励まし文」を配っています。少しでも弱気になると受験は負けです。自分の精神的な部分を自分でコントロールできるようになってもらいたいと願っています。

特訓も残すところあと二日です。

2009年12月25日金曜日

特訓コース開講式

25日(金)13時から冬期特訓の開講式が開催されました。

小山校長の激励の言葉のあと英語科主任の松尾先生からお話しをいただきました。

小山校長からは

①気持ちの持ち方ですべてはよい方向に生かすことができる。
②勉強でうまくゆかないこともあるだろうが、それに負けず自分を励まして最後まで勉強をし続けてもらいたい。
③外の施設を使わないだけで、内容は合宿とまったく同じなのだから、気持ちを引き締めて勉強に励もう。

という内容のお話しをしてもらいました。

松尾講師からは、

①来年2月には全員が「合格!」を手に入れよう。
②そのために自分たちも最善を尽くす。最後までついてきてもらいたい。

という励ましの言葉がありました。

その後、塾生一人ひとりに「心構え」を短く語ってもらいました。みな今の自分の実力を正確に把握し、少しでもそれを合格に近づけようとする意気込みに満ちた言葉を語ってくれました。

これからいよいよ特訓の開始です。

一人も欠けることなく、最後まで走りぬいてくれることを祈りたく思います。

冬期特訓初日

クリスマスイブ・クリスマスと続く昨日今日です。
受験生にとってはクリスマスも正月もありませんが、それでも昨日・今日は塾生同士が小さなプレゼント(チョコレートや小さなお菓子でしたが・笑)を交換したりして、華やいだ雰囲気でした。

今日から「医進塾冬期特訓」が開講されます。塾生は8時登校。授業は9時20分からです。夜の8時15分まで連続の授業。その後9時30分まで「Review]の時間。10時前に下校です。

通常の授業と違うところは、授業のすべてが「連続講義」という点です。
今日の昼から明後日27日のお昼まで、「前期」は「英語」の90分×12コマ⇒1080分⇒18時間!!の「連続授業」となります。

この間、「単語・熟語」はもとより、「発音」「文法・語法」「構文」「英作文」「長文総合」等、1学期から教えてきた内容がすべてに渡ってチェックされ、各自のミスが指摘・指導されます。

「中期」の27,28日は「生物」「物理」「化学」の集中講座が同じように実施され、特に教科数の少ない獣医学部志望生のために「獣医生物」が開講されます。

28日午後から最終日30日の午前中までは、前期の英語と同様、18時間の「数学」の総合テスト講座です。数学は理科系の生徒にとって「絶対必修科目」でもあります。そのため最終試験(30日午前中)に合格点が取れなかった場合、午後に「追試」を行い、全員が合格するまで繰り返し実施となります。

全員が合格した段階で、冬期特訓の最後を飾るのは「総合面接練習」です。
この練習は少し変わっています(笑)。

面接の練習は10月から開始されましたが、今まで塾生は、常に「質問される側」でした。
今回の面接練習は、塾生が試験官となり塾長(つまり私・笑)に質問をします。

自分が質問をする側に回ることで、試験官が面接の際にどのように感じているのかを「体感」してもらう、一種の「ロールプレーイング」です。

面接は受験生の「コミュニケーションスキル」が見られる場ですが、この「スキル」は決して単なる小手先の「技術」ではありません。相手が本当に聞きたいことを瞬間的に理解し、限られた時間の中で適切に自分の考えを提示することが求められる、人間対人間の「真剣勝負」の場が「面接」というものなのです。

「面接」では、単に自分の考えを正直に述べればよいというものではありません。それは(嘘をつくということではなく)自分の考えをどのような順序で、何を前提とし、どう結論付ければ相手に正しくわかってもらえるのかを、瞬時に判断して組み立てて行く、ひとつの総合的なパフォーマンスの場でもあるのです。

「面接」というものを「質問を予想して、模範解答を暗記し、その質問がされたらそのまま答える」ことだと思っている人は、間違いなく2次試験で失敗します。面接はそんなに甘いものではないからです。

勉強だけではなく、そのような講座まで置かれているのが「医進塾冬期特訓」の特徴です。

これからできるだけリアルタイムで内容をご報告させてもらいたいと思います。







ご無沙汰しました!

〇前回が7月でしたので、数ヶ月もの間が空いてしまいました。その間、夏期合宿があったり後期が開始されたり、大学の合格があったり…と、投稿すべきことは山ほどありながら、お知らせできなかったことをお詫びいたします。今一年を振り返り、改めてこの10ヶ月近くの塾生の生活と勉強とを(概略ですが)お知らせいたします。

〇大学合格者氏名(敬称略:1220日現在)

東海大医学部:露木 俊

藤田保健衛生大医学部:鈴木紳也

防衛医科大医学部1次):吉田桃子

聖マリアンナ医科大医学部:石垣摩衣

試験形式はさまざま(社会人編入、一般入試、推薦入試、AO入試、等)ですが、みな十数倍から数十倍の競争率を勝ち抜いての栄冠です。本当におめでとうございます!

合格した方にとっては最高のクリスマスとお正月になることでしょう。これから入学までの期間を有効に使って、4月からの新しい生活に備えてください!

ほかの人もこれに続けるよう、最後まで気を緩めず、全力を尽くして勉強に打ち込んでください。

1. 後期授業と冬期講習

8月末の「勉強合宿」が終了し、9月第2週から後期が開始されました。後期は英語も数学も「志望学部別」にする予定でしたが、特に数学の進度の関係で、10月末までは「上級クラス」と「標準クラス」の分け方のまま授業を行い、11月から志望校別に分けるという形をとりました。そのおかげで特に問題もなく履修予定をこなし、無事に冬期講習へと移行しております。

2. 冬期講習

12月第1週から始まった冬期講習は、夏期講習と同様、3日単位の「集中講義形式」で実施しております。本来個別指導期間・自主学習期間として通常の授業が置かれていなかった第1週にもすべて授業をおき、入試に備える万全の体制をとりました。

この時期はすべての授業が「入試実戦対策」に切り替わります。新しいことを教えるというよりも、今までに習ったことを、どのように得点に結びつけるかという、「完全演習」形式の授業です。

現在までに英数理国社14講座が終了し、あとは直前期のファイナルチェックを残すのみです。

指導講師も今まで以上に緊張感を持った授業を展開しております。特に医学部コースは朝の9時から夜の8時過ぎまで授業が連続することもあり、学力も大事ですがまずは体に気をつけて!といいたくなることもしばしばです。

自分の体調管理は自分の責任でということはみなよく理解してくれており、現在まで風邪等により欠席はほとんどありません。新型インフルエンザにかかる生徒も見られませんので、このまま勉強を継続してくれることを期待しております。

3. 冬期特訓

主として塾生の健康管理上の理由から、今年は医進塾恒例「冬期特別合宿」の開催を見送ることとなりました。使用する施設が冬期は大変に寒い場所にある関係で、塾生の健康を第一に考え、最終的にそう決定したものです。

合宿に代えて同じ時期(1225日~30日)に『冬期特訓授業』を開催いたします。合宿と同じ内容(プログラム)を、医進塾の校舎・教室を使って実施いたします。別の場所に行くことで「目先が変わる」ようなことは(校内特訓ですから)ありませんが、授業や教材の内容は合宿とすべて同じです。
冬期特訓は冬期講習の延長で実施します。受講料等の特別なお金はかかりません。

自宅が遠方にある女子塾生の場合、医進塾の校舎から徒歩15分程度のところにある女子学生寮の「早稲田ステューデンス」が使えます。16000円程度となっております。ご希望の方は早めにお申し込みください。

4.1月直前学期

1月は4日から授業が開始されます。1617日のセンターテストまで、連日「センター対策直前確認講座」が置かれます。センター対策講座は、内容的には各教科とも基礎事項確認とマークシート練習が主となります。「特に自分はその練習を必要としない」という人は、受講せずに各自の勉強に充ててもかまいません。18日(月)が「センターリサーチ」です。

センターテスト後は、原則として火・木・金の午前中に「大学別PPA(Pin Point Attack)講座」が置かれ、受験大学別の各教科の傾向と対策が念入りに指導されることになります。

主要私立医大の試験はセンターテスト直後から開始され2月上旬でほとんどの大学のⅠ期試験が終了する予定です。

5.2次試験対策

1次試験合格後はただちに2次試験対策講座が始まります。今年度は10月から面接練習をしております。小論文対策も9月の後期から十分にしてきておりますので、ここであわてる必要はまったくありません。2次試験直前に今までのことをじっくりと思い出して受験大学の特徴などを頭にいれておけば大丈夫です。もちろん模擬面接などで「面接試験の勘どころ」などを徹底的に身につけてもらうつもりです。

6.通常授業の終了

1月末で通常授業ならびに、パーフェクトコースの個別指導が終了いたします。2月は「国公立2次試験対策講座」と「私立医学部獣医学部Ⅱ期試験対策講座」が週に12度開講されます。日程等は未定ですので、決まり次第ご連絡いたします。

7. 塾生の生活

医進塾入学から9ヶ月が過ぎました。塾生はみな合格に向けての一つのチームとして本当に仲良く勉強にはげんでくれております。

自習時間は原則として自習室の個別ブースで勉強をすることになっています。何人かの生徒が「501を使わせてください」と言ってきたので何かと思ったら、難しい問題を、解ける生徒が解けない生徒に解説し、お互いに教えあうという「自習学習グループ」でした(笑)。

たまに覗いてみると互いに非常に熱心に教えあい、質問をしたり解説したり、ホワイトボードを自由に使って問題を出し合ったりしております。

教科によって担当が決まっているようで「生物は〇〇クン」「数学は△△クン」「小論文は◇◇さん」などと役割分担ができているのにも感心した次第です。

「医進塾の仲間は『合格チーム』であって『敵』ではない」という塾の方針を、私が言うより彼らの方が先に実践してくれているということなのでしょう。心からうれしく思った一時でした。

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3月末にはこの子たちが全員大学生として医進塾を去ります。4月にはもう誰の顔も医進で見られないのかと思うと、とても不思議な、切ないような気持ちになることがあります。

予備校という場所の「宿命」ではありましょうが…。