2009年12月30日水曜日

終了!!(笑)

17時ころ、最終の追試験が終わり、これで冬期特訓が終了しました。
15時過ぎには校長差し入れのお菓子を食べての「お茶の時間」があり、追試組はそのあともずっと試験を受け続けました。

最終的に合格は4名。残りは正月開けの受験となります。
追試時間が延びたため「総合面接練習」は無期延期となりました(笑)。

各自が自分の荷物をまとめ、学習室の各自のブースを片付けて下校したのが18時過ぎだったでしょうか。

これでしばらく塾生の顔が見られなくなります。とてもさびしいようなヘンな気分です。

この特訓で塾生全員が大きなものを得たと思います。それは「地道な努力が絶対に必要」であること、そして「努力したからと言ってそれが実るとは限らない」ということ、最後に「そうは言っても、実った人はみなきちんと努力を重ねた人」だということです。

最初の試験に合格点を取ったにも関わらず「得点に納得がいかなかったから」という理由で、その後も自分から追試を受け続けた人もいます。

誰かから褒められることが目的ではなく、ただ自分の努力の確認をしたかったのでしょう。心から「偉いものだ」と思います。

来年早々に同じような試験が実施されます。

今度こそ全員が合格できるよう、努力を続けましょう。

受験生に暮れも正月もないとは、よく言いますが、現実的ではありません。お正月はお正月です。各自の自宅で「新年明けましておめでとう」の挨拶を、きちんとしてもらいたいものです。何事によらず「けじめ」の大事さがそこにあります。

このブログも新年までお休みです(笑)。

良いお年をお迎えください。新年初日は1月4日です。4日の朝に皆元気な顔を見せてもらいたく思います。

特訓終了!・・・のはずですが・・・(笑)

先ほどの数学最終確認テストをもって、冬期特訓は終了・・・のはずだったのですが(笑)、6名の塾生が「追試」ということに、あいなりました。

合格した3名の方は、それぞれ90点以上(100点もおりました)を取っています。立派なものです。

これをぜひとも励みにこれからもがんばってもらいたく思います。

追試を命じられた人も、捲土重来を期してここで一番!がんばってもらいたいと願います。
「追試」の悔しさを乗り越えたとき、本当の実力がつくのではないでしょうか。またそのように利用することができて初めて「真の喜び」が味わえるものなのでしょう。

後から振り返ったとき、今回のこの出来事が結果として Successful Failure「成功した失敗」となるように、今このときに全力を尽くしてもらいたいものです。

午後の予定は追試受験者の合格状況に合わせて若干変えて行きたいと考えています。

特訓最終日!

今日で冬季特訓が終了します。

本来この「特訓」(英語ではboot camp:軍隊の新兵用特別訓練のこと(笑))は、合宿に代わるものとして企画したものです。当初いつもの慣れた場所を使うことで気持ちに「ダレ」が出て、緊張感に欠けるのではないかという惧れもありました。

確かに初日はその傾向がなきにしもあらず・・・だったと思います。そのために夜全員に注意をしたこともありました。

でも二日目後半から三日目にかけて、こちらの危惧は完全に払拭されました。指導の先生方の努力によるところが大きいのですが、それ以上に塾生の意識の高まりが大きな理由として挙げられると思います。

毎日7時10分には登校して勉強をしている塾生がいます。
英数理の毎時間ごとのテストの合間を縫って、単語の暗記に集中している塾生もいます(数学のテストの合間に英語の単語を暗記するというのは、使っている脳の部分が違いますので、大変な負担になるのですが、めげずに着実に進んでいるようです)。
夜の下校は9時45分と決めましたが、最後の最後まで机から離れず、「もうちょっと、もうちょっと」と課題に取り組む塾生の姿もあります(笑)。

それでいて、全体の雰囲気が殺伐としたものにならず、なんとなく明るく朗らかなイメージが漂っているのは、医進塾の生徒ならではのものだろうと感じます。ここでは皆がかけがえのない「仲間」なのです。

今日の予定です。

午前:「数学テストゼミ」(佐藤講師・木須講師)
午後:「数学追試」
※午前中の試験に全員が合格すれば、追試は受けなくてもよくなります(笑)。その時は全員の復習の時間になります。
「総合面接練習」:特訓の最後にイベント的な面接練習をします。今回は塾生が「面接試験官」   となり、私にそれぞれ質問をして行くというものです。
一応予定では16時35分には終わることになっていますが・・・果たしてどうなることか(笑)。

結果はまた後ほどご報告いたします(笑)。

2009年12月29日火曜日

特訓5日目

冬季特訓授業もいよいよ5日目を迎えました。
昨日から続いている「数学特訓」は、時間を追うごとに熾烈さを増して行くようです。
今朝も教室で朝の7時過ぎから数名の塾生が勉強していました。「明日で終わりだね」と声をかけると「数学の最終試験が心配で、寝られませんでした」という返事。

さもありなん・・・というところでしょうか。

明日の最終テストは範囲が「1学期から勉強したこと全て」です。80%取れなければ「追試」が待っています。追試に合格するまでは「特訓」は終わらないのです。

数学が終わった後に、全員参加の「総合面接練習」があります。全員参加ですから、全員が数学に合格するまで面接練習はできません。ということは・・・一人でも不合格だと全員の帰宅時間に関係してくるということなのです(笑)。

授業の合間に教室に行き、声をかけたりしていますが、ここ二日ほどは教室内が「鬼気迫る」雰囲気で冗談すら言えません。つまらないことを言うとしかられそうになります(笑)。

若い人が、このように何かに真剣に打ち込む姿は本当によいものだと思います。

せめてお邪魔にならないよう、お茶の時間のためのおやつでも買ってくることにしましょう(笑)。

2009年12月28日月曜日

特訓4日目

今日で冬期特訓は4日目になります。

昨日は日曜日でしたが、全員朝の7時半に集合。8時から勉強の開始。授業は夜の8時半まで。その後一日の復習・まとめを1時間集中しておこない。10時前に解散しました。

高田馬場近辺は学生街ですので、日曜日は閑散としています。

早稲田ゼミナールも文系クラスはお休みでした。この広い校舎の中で、医進の生徒だけが勉強に集中しているというのは、何か爽快でもありました(笑)。

夜のおやつは、一昨日はミスタードーナッツで、昨夜はエンゼルパイでした(笑)。一日勉強を集中しているとなんとなく甘いものがほしくなってくるようですね。

昨日から今日にかけては「生物・化学・物理」の特訓でした。

今日の午後から、いよいよ「数学」に入ります。S先生から教材の原稿が来て、先ほどプリントが終わりました。恐るべき数の問題をこなしてもらうことになります(笑)。

精神的にダウンしないよう、いろいろな「励まし文」を配っています。少しでも弱気になると受験は負けです。自分の精神的な部分を自分でコントロールできるようになってもらいたいと願っています。

特訓も残すところあと二日です。

2009年12月25日金曜日

特訓コース開講式

25日(金)13時から冬期特訓の開講式が開催されました。

小山校長の激励の言葉のあと英語科主任の松尾先生からお話しをいただきました。

小山校長からは

①気持ちの持ち方ですべてはよい方向に生かすことができる。
②勉強でうまくゆかないこともあるだろうが、それに負けず自分を励まして最後まで勉強をし続けてもらいたい。
③外の施設を使わないだけで、内容は合宿とまったく同じなのだから、気持ちを引き締めて勉強に励もう。

という内容のお話しをしてもらいました。

松尾講師からは、

①来年2月には全員が「合格!」を手に入れよう。
②そのために自分たちも最善を尽くす。最後までついてきてもらいたい。

という励ましの言葉がありました。

その後、塾生一人ひとりに「心構え」を短く語ってもらいました。みな今の自分の実力を正確に把握し、少しでもそれを合格に近づけようとする意気込みに満ちた言葉を語ってくれました。

これからいよいよ特訓の開始です。

一人も欠けることなく、最後まで走りぬいてくれることを祈りたく思います。

冬期特訓初日

クリスマスイブ・クリスマスと続く昨日今日です。
受験生にとってはクリスマスも正月もありませんが、それでも昨日・今日は塾生同士が小さなプレゼント(チョコレートや小さなお菓子でしたが・笑)を交換したりして、華やいだ雰囲気でした。

今日から「医進塾冬期特訓」が開講されます。塾生は8時登校。授業は9時20分からです。夜の8時15分まで連続の授業。その後9時30分まで「Review]の時間。10時前に下校です。

通常の授業と違うところは、授業のすべてが「連続講義」という点です。
今日の昼から明後日27日のお昼まで、「前期」は「英語」の90分×12コマ⇒1080分⇒18時間!!の「連続授業」となります。

この間、「単語・熟語」はもとより、「発音」「文法・語法」「構文」「英作文」「長文総合」等、1学期から教えてきた内容がすべてに渡ってチェックされ、各自のミスが指摘・指導されます。

「中期」の27,28日は「生物」「物理」「化学」の集中講座が同じように実施され、特に教科数の少ない獣医学部志望生のために「獣医生物」が開講されます。

28日午後から最終日30日の午前中までは、前期の英語と同様、18時間の「数学」の総合テスト講座です。数学は理科系の生徒にとって「絶対必修科目」でもあります。そのため最終試験(30日午前中)に合格点が取れなかった場合、午後に「追試」を行い、全員が合格するまで繰り返し実施となります。

全員が合格した段階で、冬期特訓の最後を飾るのは「総合面接練習」です。
この練習は少し変わっています(笑)。

面接の練習は10月から開始されましたが、今まで塾生は、常に「質問される側」でした。
今回の面接練習は、塾生が試験官となり塾長(つまり私・笑)に質問をします。

自分が質問をする側に回ることで、試験官が面接の際にどのように感じているのかを「体感」してもらう、一種の「ロールプレーイング」です。

面接は受験生の「コミュニケーションスキル」が見られる場ですが、この「スキル」は決して単なる小手先の「技術」ではありません。相手が本当に聞きたいことを瞬間的に理解し、限られた時間の中で適切に自分の考えを提示することが求められる、人間対人間の「真剣勝負」の場が「面接」というものなのです。

「面接」では、単に自分の考えを正直に述べればよいというものではありません。それは(嘘をつくということではなく)自分の考えをどのような順序で、何を前提とし、どう結論付ければ相手に正しくわかってもらえるのかを、瞬時に判断して組み立てて行く、ひとつの総合的なパフォーマンスの場でもあるのです。

「面接」というものを「質問を予想して、模範解答を暗記し、その質問がされたらそのまま答える」ことだと思っている人は、間違いなく2次試験で失敗します。面接はそんなに甘いものではないからです。

勉強だけではなく、そのような講座まで置かれているのが「医進塾冬期特訓」の特徴です。

これからできるだけリアルタイムで内容をご報告させてもらいたいと思います。







ご無沙汰しました!

〇前回が7月でしたので、数ヶ月もの間が空いてしまいました。その間、夏期合宿があったり後期が開始されたり、大学の合格があったり…と、投稿すべきことは山ほどありながら、お知らせできなかったことをお詫びいたします。今一年を振り返り、改めてこの10ヶ月近くの塾生の生活と勉強とを(概略ですが)お知らせいたします。

〇大学合格者氏名(敬称略:1220日現在)

東海大医学部:露木 俊

藤田保健衛生大医学部:鈴木紳也

防衛医科大医学部1次):吉田桃子

聖マリアンナ医科大医学部:石垣摩衣

試験形式はさまざま(社会人編入、一般入試、推薦入試、AO入試、等)ですが、みな十数倍から数十倍の競争率を勝ち抜いての栄冠です。本当におめでとうございます!

合格した方にとっては最高のクリスマスとお正月になることでしょう。これから入学までの期間を有効に使って、4月からの新しい生活に備えてください!

ほかの人もこれに続けるよう、最後まで気を緩めず、全力を尽くして勉強に打ち込んでください。

1. 後期授業と冬期講習

8月末の「勉強合宿」が終了し、9月第2週から後期が開始されました。後期は英語も数学も「志望学部別」にする予定でしたが、特に数学の進度の関係で、10月末までは「上級クラス」と「標準クラス」の分け方のまま授業を行い、11月から志望校別に分けるという形をとりました。そのおかげで特に問題もなく履修予定をこなし、無事に冬期講習へと移行しております。

2. 冬期講習

12月第1週から始まった冬期講習は、夏期講習と同様、3日単位の「集中講義形式」で実施しております。本来個別指導期間・自主学習期間として通常の授業が置かれていなかった第1週にもすべて授業をおき、入試に備える万全の体制をとりました。

この時期はすべての授業が「入試実戦対策」に切り替わります。新しいことを教えるというよりも、今までに習ったことを、どのように得点に結びつけるかという、「完全演習」形式の授業です。

現在までに英数理国社14講座が終了し、あとは直前期のファイナルチェックを残すのみです。

指導講師も今まで以上に緊張感を持った授業を展開しております。特に医学部コースは朝の9時から夜の8時過ぎまで授業が連続することもあり、学力も大事ですがまずは体に気をつけて!といいたくなることもしばしばです。

自分の体調管理は自分の責任でということはみなよく理解してくれており、現在まで風邪等により欠席はほとんどありません。新型インフルエンザにかかる生徒も見られませんので、このまま勉強を継続してくれることを期待しております。

3. 冬期特訓

主として塾生の健康管理上の理由から、今年は医進塾恒例「冬期特別合宿」の開催を見送ることとなりました。使用する施設が冬期は大変に寒い場所にある関係で、塾生の健康を第一に考え、最終的にそう決定したものです。

合宿に代えて同じ時期(1225日~30日)に『冬期特訓授業』を開催いたします。合宿と同じ内容(プログラム)を、医進塾の校舎・教室を使って実施いたします。別の場所に行くことで「目先が変わる」ようなことは(校内特訓ですから)ありませんが、授業や教材の内容は合宿とすべて同じです。
冬期特訓は冬期講習の延長で実施します。受講料等の特別なお金はかかりません。

自宅が遠方にある女子塾生の場合、医進塾の校舎から徒歩15分程度のところにある女子学生寮の「早稲田ステューデンス」が使えます。16000円程度となっております。ご希望の方は早めにお申し込みください。

4.1月直前学期

1月は4日から授業が開始されます。1617日のセンターテストまで、連日「センター対策直前確認講座」が置かれます。センター対策講座は、内容的には各教科とも基礎事項確認とマークシート練習が主となります。「特に自分はその練習を必要としない」という人は、受講せずに各自の勉強に充ててもかまいません。18日(月)が「センターリサーチ」です。

センターテスト後は、原則として火・木・金の午前中に「大学別PPA(Pin Point Attack)講座」が置かれ、受験大学別の各教科の傾向と対策が念入りに指導されることになります。

主要私立医大の試験はセンターテスト直後から開始され2月上旬でほとんどの大学のⅠ期試験が終了する予定です。

5.2次試験対策

1次試験合格後はただちに2次試験対策講座が始まります。今年度は10月から面接練習をしております。小論文対策も9月の後期から十分にしてきておりますので、ここであわてる必要はまったくありません。2次試験直前に今までのことをじっくりと思い出して受験大学の特徴などを頭にいれておけば大丈夫です。もちろん模擬面接などで「面接試験の勘どころ」などを徹底的に身につけてもらうつもりです。

6.通常授業の終了

1月末で通常授業ならびに、パーフェクトコースの個別指導が終了いたします。2月は「国公立2次試験対策講座」と「私立医学部獣医学部Ⅱ期試験対策講座」が週に12度開講されます。日程等は未定ですので、決まり次第ご連絡いたします。

7. 塾生の生活

医進塾入学から9ヶ月が過ぎました。塾生はみな合格に向けての一つのチームとして本当に仲良く勉強にはげんでくれております。

自習時間は原則として自習室の個別ブースで勉強をすることになっています。何人かの生徒が「501を使わせてください」と言ってきたので何かと思ったら、難しい問題を、解ける生徒が解けない生徒に解説し、お互いに教えあうという「自習学習グループ」でした(笑)。

たまに覗いてみると互いに非常に熱心に教えあい、質問をしたり解説したり、ホワイトボードを自由に使って問題を出し合ったりしております。

教科によって担当が決まっているようで「生物は〇〇クン」「数学は△△クン」「小論文は◇◇さん」などと役割分担ができているのにも感心した次第です。

「医進塾の仲間は『合格チーム』であって『敵』ではない」という塾の方針を、私が言うより彼らの方が先に実践してくれているということなのでしょう。心からうれしく思った一時でした。

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3月末にはこの子たちが全員大学生として医進塾を去ります。4月にはもう誰の顔も医進で見られないのかと思うと、とても不思議な、切ないような気持ちになることがあります。

予備校という場所の「宿命」ではありましょうが…。

2009年7月14日火曜日

夏期講習・夏期合宿


今年もまた医進塾「夏期講習」「夏期合宿」の時期が来ました。
「夏期講習」は来週火曜日(21日)から始まります。全て指導の範囲が明確に限定された「PPA講座(Pin Point Attack講座)」です。講座の内容はこちらをご覧ください。

今年で4年目を迎えた「夏期特別合宿」ですが、今回は「群馬県上野村ヴィラせせらぎ」という施設を使います。詳しくはこちらをご覧ください。

どちらも1クラス10名以下の特別クラス編成となっています。

弱点の発見と補強!「受験基礎力の完成を目指して」が、夏期講習、夏期合宿に共通するテーマとなっています。1学期の勉強の上塗りをする「弱点の発見・補強」のための「夏期講習PPA講座」を受講してもらったあと、「夏期合宿」で「試験⇒解説⇒課題演習」の連続講座を受け、本当に受験基礎力が身についているかどうかを判定してもらいます。

この段階で初めて自分の弱い部分がわかるということもあるのです。

9月からはどのクラスも「問題演習」が中心となります。もうこの段階で「基礎力」云々は言っておられません。何としても8月末までに全ての教科の基本の部分は頭に入れてしまわねばなりません。2学期に入ってからでは遅いのです。その意味でこの夏が受験の「天王山」といわれます。

「夏を制するものは受験を制す」とも言いますね。医進塾ではあまりスローガン的な言い方は好みませんが、事実として「夏を上手に乗り切った人は合格する率が高い」ということがある以上、改めて強調したいところです。

9月の上旬に少し長めのお休みを取ります。それまで、皆でできるだけの努力を着実に積み重ねましょう!!





2009年7月9日木曜日

能率向上は整理整頓から!


昨日で1学期が終了しました。
10日ほどの「補講期間」「特別講座」期間を経て、21日から夏期講習が始まります。

補講は「生物」「化学」「数学」、特別講座は「倫理集中講義」などです。

比較的落ち着いた時期になりますので、この時期にぜひしてもらいたいことがあります。それは学習室自習スペース等の「整理整頓」です(笑)。

私も人のことは言えないのですが、敢えて言います(笑)。

1学期当初とは異なり、医進での学習にも完全に慣れたと思います。慣れるのはよいのですが、それに伴って各自の自習スペースやレターケース、ロッカーの使い方などに雑なところがだんだん見られるようになってきています。

1.机周辺
2.レターケース
3.ロッカー
4.教室座席

以上の場所を、この期間を利用して、ぜひきちんと整理するよう努めてください。
教室は座席指定ではないにせよ、大体皆の座るところは決まってきています。教室の机の下に私物(プリント、参考書、教科書類)を放置している人も見られますが、紛失の原因となりますので、気をつけてもらいたく思います。

当たり前のことですが、各自のノートや教科書など、無くしては困るものには「記名」が原則です。
ここ1ヶ月でも、置き忘れた辞書や参考書が、きちんと記名してあったために無事に本人の手許に届けられたということがありました。

机の周辺はどうしてもちらかりがちになります。必要な場合はブックエンドやケースを購入して使ってください。整理用品は最近では100円ショップで山ほど売っているようです。

ロッカーを上手に使うことで机周辺はかなり合理的に使えるように思います。

レターケースには皆さんの個人情報に関係のない一般配布物が配られます。こちらもできるだけ頻繁にチェックして、配布したものがそのまま放置されるようなことがないようにしてください。

皆さんに言う以上、私も自分の机周辺はきちんとしなければいけないですね(笑)。
整理整頓は非常に苦手なのですが、早速今日から片付けにかかりたいと思います。

身辺を整理し、気持ちを切り替えて夏期講習に臨みましょう!




2009年6月29日月曜日

さあ、今日から始めよう!

前期が来週で終わります。
その後、数日の補講期間と特別講座期間がおかれ、メディカルテスト第3回が実施されたら、もう夏期講習です。

誰に聞いても「アッという間でした!」と答えてくれます。
それだけこの1学期は、塾生全員が勉強に集中していた期間だったのだと、改めて思います。

ほとんどの人がみなそれなりに満足してくれています。勉強の計画も進路の選択も、完全とは言えないながらも「目鼻がついた。あとはそれに向かって全力疾走!!」と考えている人が大部分ではないでしょうか。

ですが、中には「計画が進まなかった、思うように点数も上がらなかった、このままではヤバイ!」と思っている人もいるようです。

気持ちは分かります。でもそれを今後悔しても始まりません。

何が悪かったのでしょう?

自分の勉強を冷静に見ていますか?
自習時間の計画も立てずに、その時の感情と感覚、思いつきで勉強していませんでしたか?
十分な予習と完璧な復習を積み重ねましたか?
自習時間の「学習計画表」を有効に活用しましたか?
提出間際になって乱暴に書きなぐったりしていなかったでしょうか?
テストの反省シートを利用しましたか?返却された答案用紙をじっくりと見直して、同じ間違いを二度としないと心に誓ったでしょうか?
(個別指導を取っている人は)個別の時間を120%有効に使いましたか?
ただ単に分からないところを聞いて「解答を教えてもらう」だけの利用に留まってはいませんか?

いろいろと反省することがありますよね。

そして大事なことはそこからです。同じ間違いをしない、同じミスをしない、その気持ちになってもらいたいのです。

計画を立てず、行き当たりばったりの勉強を続けてきた人は、「今日から」計画を立てる癖をつけましょう。

個別指導を有効に使えなかった人は「今日から」個別の先生への依存心をなくし、自立した使い方をしましょう。

どんなことでも同じです。

悪かった!と思ったら、すぐに改めて方向の修正をしてください。それができるのが「若さ」の特権なのです。悪びれず、失望もせず、堂々と胸をはって進みましょう。「今日」という日がある限り、将来に絶望する必要はありません。

改めて、「さあ、今日から始めよう!!」




2009年6月15日月曜日

2ヶ月の期間


医進塾の授業が始まったのが4月13日でしたので、先週でちょうど2ヶ月が過ぎたことになります。
塾生に「どうだった?」と聞くと「えっ!もう2ヶ月ですか!」という反応が必ず返ってきます。それほどに早いときの流れだったのでしょう。

勉強は?と聞きますと、「高校時代の1年間分くらいやった気がします」と言われました。「1年分」は大げさだと思いましたが、この2ヶ月間、塾生は連日10時間以上の勉強をこなしてきたのですから、あながちそれも誇張とは言い難いと思いました。

2ヶ月間で数回の試験が実施されました。校内が2度、全国模試が1度です。まだ先がありますので、試験の結果に一喜一憂することはありません。むしろ試験後の復習が大事です。

出来ても出来なくても自分の答案を後から見直すのはとても嫌なものです(笑)。私にも覚えがあります。もうちょっとで満点がとれたときの答案を見直すと「なんでこんな問題ができなかったのだろう・・・」と、情けなさを感じます。点が思うように取れなかったときの答案は、自分のおろかさをそのまま示してくれているようで、見るのも嫌になります(笑)。

試験の見直しは本当に気の進まないものなのですが、これが学力をつける一番よい道なのだという点については、誰に聞いても異存のない真実のようですね。

「答案を見直す」⇒「出来なかった部分の理由を確認する」⇒「同じような問題を探して繰り返してみる」⇒「定着したかどうか応用問題で確認する」・・・ただこれだけのことなのです。でもこれが難しい(笑)。

大人になってからの仕事でも同じです。人間はそんなに大きく変わるわけではありません(少なくともミスのパターンについてはそう言えます)。だからこそ、この時期に「自分を客観的に見る」くせをつける必要があるのでしょう。

自分を客観的に見るには努力が要ります。

今この時期こそ、その努力を重ね、それを自分の生活方法の一部にしてしまうには最もよいときなのだと思います。

自分を客観的に見るための「資料」を提供してくれるのが「試験の結果」です。作って出題してくれた先生の気持ちも理解しながら、振り返りを着実に続けてもらいたく思います。


2009年6月1日月曜日

時の密度



毎年思うことですが、4月から5月までの時間の流れというのは「異常」の一言に尽きるようです。

入学希望者の学校見学⇒面接⇒学力チェックテスト⇒入学⇒授業開始⇒個別指導開始・・・と、つい先日学期が始まったばかりなのに、もう夏期講習と夏期合宿の募集時期になりました。また6月第1週は、「到達度テスト②」「全国模試マーク式①」があり、6日には医進塾懇親会、みんなで夕食(しゃぶしゃぶ)を食べに行きます。

こんな調子で時間が流れて行くと、試験に間に合うのだろうかと不安になるはずです。この時期になっての皆さんの面接での印象は「時間の経過の早さに圧倒されていますね」というものが殆どです。

確かに不安は不安なのですけれど、これが不思議なもので、学校や先生方の指導に乗ってきちんと勉強を(予習・復習含めて)やっている人にはその不安がかえって勉強への拍車となります。

2学期になると多くの人が気が付くことに「時間の密度」の問題があります。1時間は確かに同じ1時間です。1学期はその1時間で数学の問題が3題しかできませんでした。ふと振り返ってみるといつの間にか5題、6題ができるようになっています。しかもミスがありません。

英語も同様です。辞書から手を離せないくらい引きまくって読んだ英語のはずなのに、いつの間にか引く回数が減っています。引いた場合も的確に意味の把握ができるようになっており、1時間で300語読むのがやっとだったはずの自分が、今では500語、600語が平気で読めるようになっているのに気が付くのです。

これが「時間の密度」ということなのです。

全ての人間にとって時間は平等です。天皇陛下にとっても、アメリカ大統領にとっても、そして私たち日本に住む一般庶民にとっても24時間は24時間です。これを増やすことは不可能です。

ですが同じ1時間の「密度を濃くする」ことは可能です。同じ1時間の「仕事量」を増やすことは誰にでも(努力さえすれば)できることです。

受験勉強はつらいものです。でも時間の密度を濃くする訓練をしているのだと思えば、これほど後からの人生にとって有効な訓練期間というのも他にはありません。すぐ傍に各教科の先生方がいてくださって皆さんを見守ってくれているからです。

そんな風に考えると、これから残された10ヶ月にも余裕を持って対峙できるのではないでしょうか。



2009年5月29日金曜日

6月入学生・夏期講習・夏期合宿参加者募集開始

6月入学生募集が開始されました。

コースはパーフェクトのみになります(入学希望者の事情に応じて他のコースの場合もありえます)。パーフェクトコースは個別指導が含まれての授業料で、6月から入学した方の場合は4,5月での学習内容をそこで大至急補うことが必要だからです。1ヶ月半の内容ですから、集中して個別指導で行えば1ヶ月以内に十分追いつくことができます。

医進塾の個別指導は、学生アルバイトのチューターにやらせるのではなく、レギュラークラスを持っている先生が対応するのが原則です。実際に集団授業で教えた先生が、一人ひとりに個別で教えてくれるのですから、これ以上理想的なことはありません。

自宅で勉強を始めて、この時期になってあせりを感じている人、今からで間に合うだろうかと不安になっている人、あるいは社会人の方で一念発起して再受験を考えている人に、最適なコースです。
ぜひ一度お考えになってください。

同じく今日から「医進塾夏期講習」「医進塾夏期合宿」の申し込みも開始されました。詳しいことは近日中にアップされる予定のウェブページをご覧ください。
簡単な内容は「医進塾ニュース」に載せてあります。

まだまだ先は長いのです。

体調に気をつけて、前期を乗り切りましょう。

2009年5月13日水曜日

授業は順調に進んでいます。

4月13日に前期の授業が開始されましたから、昨日でちょうど1ヶ月がたったことになります。GWをはさんで非常に忙しい時期もありましたが、塾生はみな熱心に勉強に励んでくれております。

1.1ヶ月間、ほとんどの方が「無遅刻、無欠席」です

早い人は8時15分ころに医進塾の各自のスペースに来て、早朝学習を始めています。9時からの「イントロテスト」(早朝テスト)に備えて復習をしたり、その日一日の学習計画を立てたり、単語の暗記や英語SUP(英語の基礎からやり直すプリント学習講座です)をやったり、それぞれに朝の時間を有効に使っています。1日30~40分程度とは言え、1年間続くと膨大な時間になります。この時間を一日も無駄にしないで学習を継続してもらいたいと思います。

2.自習室学習が完全に定着したようです。

通常の授業終了が16時35分。軽食を取ったり気分転換をしたりする時間を25分ほどとった後、17時から夜の学習時間帯に入ります。

月水金は自分のペースでの予習と復習をする曜日です。医進塾の授業は予習と復習なしには付いてこられない授業ですので、ここでどれだけ教わったことを定着させるかが決まります。特に前期は予習の大事さと同様、復習の大切さも各先生から教えられています。必要に応じて個人別に課題が与えられ、それをする人もいます。

火木土はプロ講師がそばに付き添っての「監督付自習」です。現在の所、質問の多くは「数学」に集中しているようです。監督の先生が受けた質問や指導の内容は、過不足なく「連絡ノート」に記載され、そのまま昼の授業担当者に回されます。通常授業担当者はそれを見て、次の授業の重点を決めてゆくという形です。

このような形で、医進塾では「授業→演習→定着復習→質問と確認→授業へのフィードバック」がシステマティックにされています。医進塾では生徒一人ひとりに自習室の完全な個別スペースを割り当てます。それがあるので、このシステムが可能になるといってもよいでしょう。

3.各種試験が開始されました。

4月29日に「メディカルテスト0回」が実施されました。5月15日には「校内実力テスト(到達度テスト)」が行われます。23日には「メディカルテスト第1回」、6月に入るとすぐに「全国模擬試験」が予定されています。

いよいよ本格的な受験勉強が始まります。


2009年4月14日火曜日

新学期開講!!

11日にオリエンテーションがあり、13日(月)、新学期が開講されました。

同時に「自習室学習」も開始され、塾生は朝8時半までに登校、夜の20時30分まで、授業をはさみつつ熱心に勉強してゆきました。

いよいよ1年間の勉強が開始されたことになります。

今年は国公立・私立医学部、獣医学部の受験生が中心となり、みなそれぞれの夢と希望を胸に熱心に努力しています。

授業中は当然のことながら、自習時間も物音一つしません。傍で見ている私たちまで襟を正したくなるような、塾生の集中度です。

これが1年間続いてくれることを心から祈りたいと思います。

2009年4月6日月曜日

ゼロ学期終了・新学期開講間近!

昨日は桜が満開でした。

私の自宅の傍には、桜で有名な公園があります。好天に恵まれ一日大賑わいでした。

私の二つ目の母校であるICUにも大変に有名な桜並木があります。「滑走路」という名前のメインストリート(戦争中は中島飛行機という会社が実際にゼロ戦などを飛ばしていたといううわさがあります・(笑))がそれです。

三つ目の母校である上智大学の正門前の土手にも桜が見事にし咲いていました。

そのくせ、最初の母校の青山学院には桜並木らしきものがありませんでした(あったのかもしれませんが、忘れてしまいました)。青学はやはり「つたのからまるチャペル」と「イチョウ並木」ですね。私が今いる早稲田ゼミナールには小さな中庭があり、そこには大きなくすのきがあります。

私の母校や早稲田ゼミだけでなく、学校と言う場に樹木は欠かせないようです。上智に行っても、ICUに行っても、青山学院に行っても、同じく思うのは「自分がここにいたとき、ここで勉強していたとき、この木もここにあった」ということです。私だけでなく、皆がきっと同じことを思うからでしょう。

早稲田ゼミのくすのきは、これから先どれだけ多くの卒業生を見送るのでしょう。その卒業生がいつかここに戻ってきたとき、どんな思いでこのくすのきを見上げることでしょう。

自分がここで勉強をしていた、そのはるか前からここにあり、おそらくは自分がこの世にいなくなってからもここに立ち尽くすであろう、この大きな木に、人は「永遠」を見るのだ、と言ったらいささかロマンティックに過ぎるでしょうか。

「星霜移り人は変わる。だがこの世の中で変わらないもの、それはひたすらに真理を求めて勉強に打ち込む君たち青年のすがすがしい姿だ。私はそのためにここにいる!」と、早稲田ゼミナールの今はなき名物講師、志賀武男先生から励まされたのがつい昨日のことのように思い出されます。

医進塾の新入生諸君も、きっといつか立派なドクターとなってここに戻ってきたとき、合格目指してひたすらに自分を鍛え上げていた若き日のことを思い、このくすのきを見上げるに違いありません。

もちろんそのころには、私はこの世にはいないでしょうが(笑)。

来週月曜日、13日から新学期が始まります。また長い一年の始まりです。この一年を自分の一生で「一番長く、かつ一番短かった一年」として、是非思い起こしてもらいたいものだと思います。

2009年4月3日金曜日

ゼロ学期絶好調!!

3月26日から医進塾では「春期講習(ゼロ学期)」が開講されています。一クラス6名の定員で実施したのですが、お蔭様で大変に好評で(「受講料無料」が効いたのかもしれません・笑)キャンセル待ちも出たほどです。

キャンセルが1名あったので、ウェイティングリストに載せた方お一人まで受け入れましたが、それ以上は無理でした。教室のキャパが、どんなに詰め込んでも12名ですので、そこまでは入れたのですが、それ以上を受け入れるとそれまでの受講生の学習環境に影響が出るので、涙を呑んでお断りいたしました。受けられなかった方には、本当に申し訳ないことをいたしました。ウェイティングリストに載りながら受講できなかった方にも、心からお詫びいたします。

今回の春期講習には一つ大きな企画がありました。「リアルタイム・ネット配信」です。
直接医進塾に来られない方のために、こちらで実施している授業をそのまま(リアルタイムで)インターネットを経由して受講してもらおうという試みです。

第4講座「医学英語」、第5講座「生物」の2講座が配信されています。詳しくはtopページをご覧ください。

ゼロ学期受講生の方はみなそれぞれの思いを胸に秘めていると思います。どのような形であれ、まずは「良いスタート」を切ってもらいたいものです。

「良いスタート」のためには、自分の「納得」が必須です。納得するための最善の方法は「自分の目で見、耳で聞いて判断する」ことではないでしょうか?

医進塾のゼロ学期は4日で終講しますが、もしもご希望があれば、ぜひリアルタイムネット配信をご覧になってください。医進の授業のレベルの高さがご理解いただけると思います。

2009年2月20日金曜日

ゼロ学期のお知らせ

医学部、歯学部、獣医学部の試験も、ほぼ一段落しました。明後日22日と3月8日に予定されているⅡ期試験が最後となります。

最後のチャンスに挑戦する人も多いと思います。絶対に最後まであきらめずにやるだけのことをやって試験に臨んでください。

どんなに難しい試験でも、必ず合格者はいます。平均点が低かろうと高かろうと、合格者数が極端に少なかろうと、いつでも必ず合格する人はいるのです。要はその中に自分が入るかどうかです。

入るぞ!と思わなければ絶対に入ることはできません。不必要な気負いは捨てて、平常心になれるよう、勉強を続けてください。

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今年の受験生の動向が最終的に全て分かったころ、医進塾では恒例の「ゼロ学期」がスタートします。
3月26日(木)から4月4日(土)までの9日間です。

午前3時間×3日、午後3時間×3日で、合計6講座が置かれる予定です。詳しい時間割りはtopの「お知らせ」欄にアップしてあります。

今年のゼロ学期は「医学系学部入試の上限を知る!」という内容です。受験生が一番心配している「どのくらいの勉強をいつまでにして、どの程度の成績をとらなければならないか。またそのための具体的な方法は?」という点に、正面から答えるものです。

担当する先生方は医進塾で長年指導に当たられたベテランの先生方ですので、安心してついてゆくことができます。

「良いスタートは半分の成功!」と言います。

既卒生も現役生も、医進塾ゼロ学期を有効に使って、上手なスタートを切ってください!

2009年2月17日火曜日

今年の合格実績

医進塾は予備校ですから、どうしても「合格」の実績が大切になります。
その点今年の生徒は本当によくやってくれました。具体的な内容は「合格実績」のページでご覧ください。

医学部の実績もさることながら、大したものだなと思うのは「獣医学部」コース生の検討です。大いに健闘してくれました。

合格体験記がそろそろアップされることだと思います。AEさんは一度入った大学を途中で辞め、改めて自分の勉強を本来の第一志望に向けて開始しました。途中でうまく行かなかったこともたくさんありました。成績が思うように上がらないことは何度も体験してきたはずです。

彼女の「すごいな!」と思うのは、どんなときでも「明るさ」を失わなかったことです。点数が悪い時にもよい時にも、普段の彼女と全く変わらず「平常心」のままでした。

本当の気持ちは分かりません。でも少なくとも外から見ている限り、彼女はいつも変わらない態度で明るく振舞っていたということは事実です。

これが大事なのだと思い居ます。

「悲しいから泣く」のではなく「泣くから悲しくなる」のだということは、心理学でも証明されていることです。つらいときでも平気な顔をしていれば、そこから立ち直るのが非常に早いのです。

必要以上に落胆していると(あるいは、落胆している態度を見せると)、立ち直りが不必要に遅れます。その遅れは、受験生にとって致命的になりかねません。

それでも「合格」を知らせにきてくれた時は、心底嬉しそうでした(笑)。こういうときにこういう具合に喜んでくれることが、私たちにとって一番の喜びになります。

彼女はこれで医進塾を去ります。でもここでの10ヶ月間のことは彼女の頭にしっかりと残り、これから先の人生の支えになってゆくことでしょう。

そうなってもらいたいと思います。今まで毎日見ていた顔が見られなくなるのはこちらも寂しいのですが・・・。